最近落ち着いている息子。
始業式の日は校歌を演奏するため、いつもより1時間早く起こすことに。

寒さに弱いし、始業式だし、宿題も終わってないし(テキストの持ち帰り忘れ。忘れていることに前日の夜に気がつくと言う大失態!)。
きれっきれにキレられたら嫌だなぁと思いながら息子の部屋に行き、朝だよと声をかける。

今日は始発のバスで行くんでしょ?
宿題、今日提出するプリントやテキストは自分で鞄に入れてね。
部活、遅刻しないように行きたいんだよね。
ご飯も出来てるから、起きておいで。

合間合間に、うん、うん、わかった、起きた。と返事はするけれどどうかな。と、背を向けた瞬間に起き上がる気配!

出発時間までに「やること」として伝えていたことを実行でき、穏やかに送り出すことが出来ました。

発達障害には色んなタイプがあって、どうすれば成長するのか、いつになれば出来るようになるのかなんて答えはないけれど、少しずつ忍耐強く教えて見守って。
泣いたり怒ったり嘆いたりしながらも、息子の努力と私の涙を拭いて(乾かして?)くれる人に支えられ、やっと人並みの生活に近づいてきたかなと思います。

小学校低学年の時、「こだわりはないけれど、先の見通しがたたなかったり、途中で言うことが変わると混乱が見られる」と通級の先生に言われましたが、そのころは特定の子や担任との相性が悪いことのほうが目立っていたため、見通しに関する指摘への対処は後回しにしてしまいました。

でも今息子が少し落ち着いて過ごせているのは、環境に慣れ、生活に慣れ、友達に慣れ、担任に慣れ。
小さなことではなく、生活全般について「こうすればこうなる、ああ言えばこう来るからこうしよう」と言う見通しがついたからなんだろうな、と思います。

修学前の息子は穏やかで可愛らしくて。
入学後から四年間の息子はモンスター。
去年までの息子は、イライラ虫の癇癪玉。
やっと穏やかでユーモラスな息子が戻ってきました。

今も穏やかに塾に行きました(笑)
当たり前のことが幸せですが、宿題も部活も起きる時間も登校手段も出発する時間も朝食の内容も全部前日に話し合って決めていたことなのです。

良いのか悪いのかはわかりませんが、私も息子も今はこのやりかたが一番楽です。