紅葉はすでに林道へ
映画にしようか
それとも山に
風もなく穏やかな晴れ!
となれば‥‥
久しぶりの小岱山です
秋の空気は人の声を遠くに聞かせます
椿の花に遊ぶ蜂の羽音は大きく響き
現実感のない うたかたのひと時
まだ午後も早い時間だというのに
太陽は低く
晩秋の日差しはセピア色
我が人生に例えれば
ちょうどこんな時期を生きている‥‥
悪くはないな〜
ああそれなのに
帰宅後の現実は
風呂の栓をし忘れて
自動スイッチを入れたダンナさま
給湯器は空になり‥‥
文句言う気にもなりません
もうすでに
耀く紅葉も散り失せて
手を取り いたわり合う
老後を生きている我が家です