緊張感と硬さの目立つ初日から、高揚感と余裕が溢れる千龝楽へと見事に成長をとげたアイスクリンチーム…さすがです
最後には 芝居の「依って立つ処」がしっかりと見えてきて、大満足の千龝楽となりました
キャストも客席も楽しそうで本当に幸せな舞台
ラストのスタンディングオベーション、橋本全一くんはカテコを予測していなかったらしく さっさと着物を脱いでの半裸状態とか ご馳走さまでした(笑)
それにしても観劇回数の多そうなリピーターで埋まった客席は タイミングを熟知していて心地良かった
そして玉城くんの座長挨拶
「僕が言うのもなんですが、これからこのメンバーは色々な現場へと向かいますので引き続き応援をよろしくお願いいたします」
そうだね、玉城くんは年内は大きな舞台が続くしきっと向こう2年くらいはスケジュール埋まっているのだろう
でも、そうじゃないメンバーもいっぱいいる
玉城くんだって ちょっと前まではそれに近い状態のときもあったから…
だからこそ 伝わる、胸に響く立派な座長挨拶でした(;_;)
今回は7回ほど観劇させてもらったのだが、最初は「可愛い~❤」以外の感想がまったく浮かばなくて困ったし、正直「こんなにふんわりした舞台を通えるのだろうか!?」という気持ちも湧きました
でも 後半にいくにしたがって芝居の凝縮度が増し、物語に奥行と深みが加わってきてからは 毎回本当に最高の観劇となりました
原作がシリーズにもなっている長尺な小説ということもあり 、皆川真次郎はディテールまで人物造形が確立している
舞台では実際に描かれていない真次郎のバッグボーン…
それを玉城くんがしっかりと掘り下げて演じてくれたから 最後には明治の若者に見えるようになりました
たしかに若様組はカタルシスや爆笑のある舞台ではありません
畠中恵さんの小説が そうであるように 市井に生きる普通の人々の日常の物語です
普通の人々が"ささやかな幸せ"を掴むためにどれほどの努力とエネルギーを費やしてきたかの物語です

