もちもちです
私の生い立ちから現在までを思い出せる限りで綴っていますよろしければお付き合いください
母はあっという間に羽交い締めされていた私を奪い返し『なんなんですか!!!』と大きな声を出しました。
『うちの子に何をしてるんですか!!!』母の剣幕は凄かったと思います。普段声を荒らげるタイプではなく、どちらかと言うと穏やかで朗らかな印象の母がすごく緊迫していたのを子供ながらに感じました。
そしてそれに対して、私を連れていこうとした人はなんて言ったと思います?
……『ボク……塾に行かなきゃ…』とさっと逃げて行ってしまったんです…………
そう……相手はなんと、学生服を着た学生さんだったんです