Mesa Boogie MARK IIIタイプをシミュレートしたプリアンプペダルです。

(スタジオやライブ会場にあるギターアンプはそれぞれに音が違うなー)ということで、どこでも同じ音を求めてプリアンプがいいかな?と。マイギターアンプは重くて電車では運べないためです。

このMooreのMicro Preampシリーズは小さくてエフェクターボードにすっぽりと入ります。5つあるツマミは、Tre(ble)、Mid(dle)、Bassの3つのトーンと、GainとVol(ume)です。A/Bチャネル切り替え、キャビネットシミュレータ付きです。

シリーズに数あるタイプの中から選んだのは、このBoogle MARK IIIのモデルです。Rectifierがヘヴィ系ギタリスト愛用になる前のモデルは、フュージョン系のギタリストが使ってましたね。あのドライブトーンが好きだったりします。

動作モードをチャネル切り替えにしておき、AチャネルはGainを小さくVolを大きくしたクリーントーン、BチャネルはGainを大きくVolを小さくしたドライブトーンにしておき、バッキング<->リードをフットスイッチで切り替えられます。アンプのチャネル切り替えと同じです。5つのツマミの位置はすぐにメモリされるので、セーブし忘れもないです。


写真はBチャネルに切り替えた時の赤いLEDです。

 

早速、スタジオで使ってみた感想です。
音はグッド。008をエフェクター群の後段に入れて、スタジオのMarshallヘッドのリターンに入れます。AB各チャネルのツマミを気に入った位置に調整します。Boogieの音が出ます。

A/B切り替えはグッドなんだけど、フットスイッチの反応がイマイチ。踏んでもチャネルが切り替わらない時が3回に1回くらい。踏み方のコツがあるのかな~? あるいは、スイッチャーにこいつを2台つないで切り替えるとか。

スイッチを踏む→ボディが微動する→プラグが揺れる→ガリっとノイズがでる、ことが時々あり。ボディが小さいためにしっかり固定されないためか。


消費電流が300mAあって、ちょっとしたパワーサプライの容量を超えます。十分な容量のあるパワーサプライかACアダプター直結でないと供給できないです。

エフェクターとしてボードに入れてもいいけど、せっかくならパワーアンプ・インプットに接続して常にマイトーンにしたいな、と使い方が悩ましいデス。