ゴールデンウィークのライブ×3本では、2本でFender Stratocasterを使いました。
ライブでキチンと使うのは初めてなので、(どうかな?)でしたが、ストラトはちゃんとストラトの音がして、ストラトの使い勝手でした。

ライブ前に弦を交換した際に、トレモロのスプリングを4本から3本に減らしました。
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手に入れて直ぐは、5本を4本に減らしたのですが、4本だとアームの動きが固く、ダウンさせる力が要ります。もう少し軽いタッチで使いたいので1本減らししました。

スプリング4本で調整した状態で1本取り外すと、弦の張力の方が勝るのでトレモロ・ブロックが浮きます。

浮かないところまでハンガーのねじを徐々に締めてやれば、スプリングの張力が勝るところでブロックが下がりきります。そこが自分のセッティング・ポイントです。ハンガーのねじを締めすぎるのが嫌ですが、2回転くらいでブロックが下がりきったので、そこでよしとしました。

スプリングのかけ方も中央に集めたり、斜めにしたりと工夫がありますが、素直に左右と中央に真っ直ぐとしました。

トレモロ・アームは色んな種類があって、ギタリストでセッティングが異なります。
一時は、アームアップも出来るようにフローティングにしていたこともあります。その際は、チューニングが面倒でした。弦の張力とスプリングのばね力が釣り合うところで止めるのですから微妙な加減になるのは必至です。ブリッジに右手を置くだけで、ブリッジが押さえられて、弦の張りが強くなって音が高くなってしまいます。時に弦が切れたりすると、チューニングはメチャメチャになります。

この動画では、4分14秒あたりでメロディーを弾くギターの1弦が切れます。
AGATHA, Masaki Matsubara & Tsuyoshi Kon

何とか弾き続けようとするのですが、無理と判断してギターを交換します。ギターの交換は4分30秒から4分40秒の何と10秒間! その間にもう一人のギターが代りにメロを弾きます。素晴らしいコンビネーション! お見事です

先日ライブに行ったJeff Beckの様にアーミングがメロディーの一部になっていればともかく、ボーカルやサックスのバックで普通にギターを弾くときには、アーミングは曲中の束の間で、割合にして二曲に一曲くらいです。なので、アーミングよりはチューニングをを重視する様にしています。

でも、メロディにアームアップを入れるのも大変面白い。フローティングにセッティングしたストラトも欲しくなりますね。