田沢湖駅から秋田に向かう。



青梅線のような山間の単線を新幹線が走る。 霧新幹線霧



その違和感におかしさを感じた。



秋田から青森に向かう。 かなりの長旅だ。



海岸沿いから白神山地にかけては、重い曇天だった。



津軽平野に出ると、雲はどこかに消え、晴天となった。



列車が弘前駅を出ると、



目の前に均整の取れた円錐形の独立峰が見えた。富士山



岩木山だ。



まっ平らな津軽平野のど真ん中に、



麗しく、潔く、実直に屹立しているその姿から



目をそらすことができなかった。



段々と遠くなって小さくなって行くその姿に



いつの日かの再会を告げた。



その日は、青森市に行き、八甲田山に行くつもりだった。



しかし、それは叶わなかった。



津軽の二つの霊峰に、あこがれだけが残された。



青森駅の案内所で、浅虫温泉を紹介された。




浅虫温泉宿

その宿は、由緒ある名旅館で居心地がとてもよかった。



海に沈む夕陽が綺麗だと聞いて、



海岸に行くと、そこには



海の上に立ち上がり、周囲を見渡している



岩木山が遠景に見えていた。




岩木山遠景


明日は岩手方面に向かうつもりだった。