前記事でお伝えした通りカバーメインの戦略で玉砕した亀山ダム戦。


使用した4タックルを用途を踏まえて解説いたします。






◆カバー撃ち①


複合するレイダウンに浮きゴミがマット状絡む対ヘビーカバー用タックル。竿の強さだけでなく、春特有の不明瞭なバイト対策として、ソリッドティップ搭載のVARIANT MODEL WSC-ST70H/TZをセレクト。



ソリッドティップモデルは食い込みの良さだけが注視されがちですが、この番手は7ftヘビーアクションを感じさせない操作性の良さとキャスタビリティの高さも魅力


亀山ダムに多く見られたオーバーハング下にカバーが絡むシュチュエーションでは、キャスト時にロッドを振り抜けないシーンが多々ありましたが、ソリッドティップがリグのウエイトを乗せやすいため、ピッチングではなく小さなモーションでのフリップ気味なキャストをテンポよく打ち込みやすい



ちなみに、プリプラクティス時にトキタボートさんのお客様数名がこのST-70H/TZをデッキに並べていたのを拝見させていただいてましたが、ロコアングラーが選ぶのなら説得力はなおのこと。



ROD : VARIANT MODEL WSC-ST70H/TZ

LINE : THE BLACK FC 16lb

BAIT :ドライブビーバー3.5"(7gリーダーレスDS)

HOOK : スーペリオ CO 2/0





◆カバー撃ち②


日が昇り切ってからのプレッシャー対策+小規模ヘビーカバータックルとしてパワーフィネスフルサイズのWSS610MH。



目に見えない水没ブッシュへのスタックがしにくい軟すぎず硬すぎない絶妙なティップセクションと圧倒的なパワーが売り。


ボートユーザーだけでなくオカッパリユーザーの方にもオススメです。



今戦はパワーフィネスタックルを2セット準備しましたが、使用したPEラインはZALT'sから3月末発売予定となっているゼノス PE X8 を使用。



ハイクラスマテリアルと新製法の採用で引っ張り強度×耐摩耗性が飛躍的にup。


横浜FSでも多くのお客様が注目してくださっているアイテムでもあります。


強さはもちろんシルキーでしなやかさな使用感も特徴。



※フルサイズパワーフィネスには1.5号を使用


ROD : WILD SIDE WSS610MH

LINE : XENOS PE X8 1.5号

LEADER : THE BLACK FC 14lb

BAIT : 5gスモラバ(トレーラー:房総蛙)




◆カバー撃ち③


岬や岩盤に浮きゴミだけが絡むような、プアなカバー対応タックルとしてソリッドティップ搭載のライトパワーフィネスWSS-ST63ML



よりシビアなアプローチとして3.5〜4インチクラスのカバーネコをメインに使用。WSS610MHと合わせてパワーフィネスジャンルとしては強弱をつけるのに必要不可欠な布陣。



ちなみに、パワーフィネスとうたってはいますが、操作性が非常に高い番手なので、ボリュームのあるワーミング系の釣りなら大体なんでもイケます。


魚がデカイフィールドやフロロ4〜6lbを使用してのパワープレイを好む方、ボート・オカッパリ問わずオススメですね。


ROD : WILD SIDE WSS-ST63ML

LINE : XENOS PE X8 1号

LEADER : THE BLACK FC 12lb 

BAIT : ドライブクローラー3.5"(1.7gネコリグ)

HOOK : スーペリオCN#2




◆ライトリグ


5〜10mに絡む立木やオダにダウンショットを絡めてのキーパーパターンとして、繊細さとパワーをもとめてのVARIANT MODEL WSS-ST510UL/TZ。


今戦ではエリア移動の合間に使用。



似た番手でWSS-ST59ULがあるが、亀山ダムでは立木やオダなどのモノに絡めたアプローチを多用していたので、同じソリッドティップモデルでもやや張りの強いST510UL/TZをセレクト。


亀山ダムに限らずリザーバーのフィネスロッドとしては非常にオススメです。


ちなみに僕のホーム桧原湖では、亀山ダム同様引っ掛かりの強いスポット、ロックハンプ・立木・オダに絡めたダウンショットをメインに、時期によってはホバストにも使用しています。



ROD : VARIANT MODEL WSS-ST510UL/TZ

LINE : THE BLACK FC 3lb

BAIT :レッグワーム、HPシャッドテール(2.2gダウンショット)

HOOK : スーペリオ LO#3






また、レンタルボート戦は毎試合多方面の方々からサポートいただきました。



エレキ、デッキなどなどレンタルボートフルセットでお世話になったのは千葉県でエレキ屋を営むサブロクさん。


代表の伊藤君は歳も一緒でいつも良くしていただいてます。昨年ねの津風呂湖に続いて今年もありがとうございました!!

お次はバッテリー。


今回お借りしたエレキは24v、自分のバッテリーは36vのためバッテリーも皆さんよりお借りしました。



福島県内で複数店舗を運営しているアングラーズプラザ岸波の松川さんよりインパルスリチウム25.6v-60Ah。


自分はリチビーユーザーですが、スマホで残量確認できるのはレンタルボートユーザーにはいいですね。

ギミック代表の上手さんからはリチビー24v60Ah。

いつも使い慣れているリチビーは安心安定です。

ご協力くださった皆様ありがとうございました。