桧原湖✖️キングテール8"
今回は【ロッド編】
一般的には6.5〜7ftのM〜MHで十分です。
極端にガチガチなロッドだと、フリリグ特有の微妙なバイトも感じ取りにくいケースもあるので、できればソフトなティップを備えた食わせ系の番手を選んだ方が獲れる魚の数は確実に増えます。
そんな中で、僕が色々試しながら行き着いたのが。
ホーネットスティンガーPLUS
このロッドの特徴はテーパーの変化
バッド〜ベリーまではMHのパワーを持たせながらも、ティップは繊細で張りのあるソリッドを採用しM〜MLの中間ML+?的な絶妙なバランス。
ソリッドの恩恵として、手元に伝わりにくい僅かな変化やモゾモゾするような微妙なバイトも感じ取りやすく、バスに違和感を与えにくい。
このティップセクションによって、フォール中のバイトなど手元に伝わりにくいバイトをキク動作にゆとりが持てます。
6.10ftという程よい長さは高さのあるリフト&フォールを可能にし、リフト時に感じる不意なバイトもソリッドティップを採用していることで、弾かずにバスにルアーを持たせられる。また、遠距離でのフッキングであってもストロークを生かした力強いフッキングを完了させてくれる、フリーリグ専用機と言ってもいいほどマッチしています。
また、フリーリグだけでなくDEX フットボールジグ、ヘビキャロなどのボトムを這わせる釣りにおいても感度良好で、目に見えない水中の変化を細かく伝達してくれます。
カバー周りでのライトテキサス、ノーシンカーと食わせ系の釣りであってもキャスト、アクション、フッキング、ランディングと一連の流れをスムーズに行うことができる。
僕個人としてもホーネットの中でも大好きな1本です‼️
バランスの良さからくる抜け感も抜群。
シャープなブランクスとルアーを乗せやすいソリッドとの組み合わせによって、オーバーヘッドキャスト、サイドハンド、ピッチング、フリップと様々なキャストにおいて軽い力での振り出しで
も竿が勝手にルアーを飛ばしてくれます。
通常のMHパワー表記から見たら軽く感じるような7g以下の軽量リグなんかも、ソリッド部にルアーがしっかり乗ってくれるので、キャスト時にルアーが浮き上がらず低い弾道で狙ったピンスポットを狙い撃ちやすいです。
ちなみに、ガイド時にゲスト様がフリリグやジグ系の釣りでバラしやスッポ抜けに泣く場面が多々あります。
これは単純にフッキングが完了していないことがほとんどですが、この610MMHSは曲げた時のパワーのタメ(野球で言えばバットの芯)をトップ寄りに置いてあるので、フッキング体制に入った時に早い段階で初期掛かりを完了させてくれ、すっぽ抜けなどのフッキングミスがほとんどありません。
最後に、合わせるリールはハイギアがおススメ。
無駄なラインスラッグをいち早く巻き取りフッキング態勢を作ること、ロッドを引っ張る力に加えてスピードを生かした巻き合わせも組み込むことでフッキングパワーをロスせず逆に倍増させる効果もあります。
こういった時に優位性をみいだせるのが
Revo ROCKET
ピックアップ時の巻き重りがあるのか否か?は気になるところではありますが、間違いなくメリットですよね。
ボートフィッシングに限らずオカッパリでも大いに利点のあるアイテムですので、お店で見かけましたら是非一度触って体感して頂けたら幸いです。