タイはおそらく日本とは2時間の時差があるのではなかったか


こちらが2時間遅いのだろうか


不思議な感覚だ


ただしiPhone15はどこにいても正確な時間を教えてくれる


本当だろうか

これまた不思議な感覚だ



タイにやって来て折り返し日程となった


午後の10時過ぎ

日本ならばミッドナイトの時間である

カウントダウンを明日に控えた世界有数な歓楽街の一つであるパタヤビーチ

海から吹く風が蒸し風呂のようにどんよりと包み込み

一瞬にして坊主頭から汗がブワッと噴き出る感覚

連日の歩き疲れから段差のある歩道が脚の痛みに響く

砂浜の海岸にはこの時間でもたくさんの人たちが座り込んでいる

さすがに寝っ転がっている人はいませんね

タイ人、インド人、中国人、そしてファラン

このファランという言葉もこちらに来てから覚えた


パタヤビーチは全長がかなり長い

明日のカウントダウン会場もここウォーキングストリートからは霞んで見えるくらい

ようく見ると何かやってるようだぞ

時折風に乗っかってベース音が捻くれた感じで届いてくる

まさかもうカウントダウンを始めているのか

そんなわけないよね

でも花火が上がっているぞ

そういえば昨日も花火の音が聞こえた


そしてビーチ沿にはいかにも不自然な感じで女性たちが立っている


これはどこかで見かけた風景とよく似てるのだ


そう新大久保の病院前である


女性たちはほぼ、いや100%携帯電話を見ている

いや、見てるようで見てないな

目が合うと目だけ微笑むのが合図のよう

彼女たちはわかる人だけにシンパシーを送っているのだろう

4人組のインド人だとすぐわかるような若者が交渉をしている

そのうちの1人は女性にハグをしてお尻を揉み出した

通り過ぎるファランたち


女性たちはタイ人ばかりではない感じ

黒人系の女性たちもポツポツと見かけた

混沌とした世界的なカオスの歓楽街

ベース音の響く爆音が四方八方から煽られるように響き渡っている

女性の奇声と笑い声がそこかしこで聞こえる

男の呼び込みのポン引きがせわしなく声をかけ

そしてファランたちはどこでもビールを飲む










海外で暑い年越しってのも何か不思議なものですね




年末カウントダウンの看板も街中で宣伝していた


すごい事になっちゃうのかな


酒池肉林













さて、

昨晩すごいものを食べました



クィッティアオという料理

タイのラーメン

いろんな麺の種類があってなかなかそれぞれ違う感じなんだけど

どの店や屋台が何屋さんなのかさっぱりわからない

だから行き当たりばったり

昨夜はお店のお兄さんが

クィッティアオ〜!

って叫んだから

あ、これがそうか!ってわかった



これが見た目によらず妙に美味しかったんだけど

すごいんだよこれ



これ宇宙人の手だよ




ちゃんと爪みたいなのがあるの




殺風景だけど清潔な店内


東南アジアをいくつか旅したけど

この赤道直下で熱帯雨林気候の国々の中ではタイが一番清潔感ある気がするな

なんとなくだけど



そして本日ご紹介するもうひとしな

パタヤビーチから続く先になんとなくコンドミニアムを検討しているジョムティエンビーチ


ここのカオマンガイ屋さん

やはり最高でした



なんだかおままごとのような容器でかわいい

タイに来てまだ4食目のカオマンガイなんだけど

チャンピオンです


本当に美味しいね

不思議だよな

この人たちからこんな美味しい食文化が育まれて

しかも安くて雑多で


じつはサンセットを見た後に行ったら閉店していました



座ってたお兄さんに聞いたら

とっくにフィニッシュしちゃたぜー

みたいなことを言っていた


そして諦めずに次の日



オープンしてました!


近づいて食べたそうにしてたら

どうもレディーボーイっぽいお姉さんが

食べていくの?って聞いてくれた


吊るされた柔らかいチキンたちが売り切れたらおしまいなんだろうな


家族経営って感じだったな

お父さんが包丁握ってた

お母さんが唐揚げしてた

たぶん長男なんだろうな

ばっちり化粧してるけど髭生えて一生懸命働いてた

ちょっとシャイな感じにも見えたな


これでもここは海が見えるレストランなのです

確か見えた

写真撮るの忘れたけど


たぶん滞在中また来るんだろうな



この先の折り返し日程も

不思議に美味しいタイの食文化に体当たりしてみます