かいぶつ、だ〜れだ



話題の怪物を読んでみました


人間は勘違いや過度な思い込みで見え方が異なるようだ

そして不思議だけど心というフィルターを通すと同じ景色が違う景色に見えてしまうらしい


それはきっとLGBTQという事にもつながるんだろうな


そして少しずつの積み重ねがいつしかダムの決壊のようにどば〜ん!なんて事件が起こるんだ



しかしこの本を手に取った時に不思議な感覚になった

表紙には脚本家の名前、監督の名前、そして著とある


この本はいったい何なのだ?

映画なのか?その映画の脚本なのか?

そもそも脚本とは何なのか?

シナリオや台詞とは違うしな

間違えて買っちゃったかな


一瞬そんな事を思ったのだがそんなわけではなく

たぶん映画の宣伝なんだろうなと思って

裏表紙を見ると音楽に坂本龍一さんの名前が出ていた




これって遺作だったのかな


YMOという今まで聴いたことのない音楽で坂本龍一という名前を知った

当時はとにかくすごい人気だった事を覚えている

イエローマジックオーケストラ

変な名前だ

でも日本人が世界的に進出して嬉しいと感じた


腰痛が酷くなる前は携帯からラジコでイヤホンをしながら坂本龍一さんがおしゃべりをする番組を散歩しながら時々聴いていた

知的な雰囲気を漂わせて論理的なしゃべり方は素敵だなと思った

クラッシックをよく聴くと言っていた


最近なぜかそれを思い出してワーグナーとドビュッシーとモーツァルト、

そしてもう一つ日本人女性4人組がビートルズの曲をクラッシックのように聴かせるバンド

その4枚のCDを買ってみた


ワーグナーを聴いた時に

お!これは地獄の黙示録ではないか

という事はマイケルシェンカーだ!


そんな事を頭の中で考えながら聴いていると映画のサントラ版にしか聞こえない


それぞれの作曲家たちがそれぞれの表現方法で奏でる音楽は

やっぱり何かの映画のサントラに感じてしまう


そんな事を考えていたら

自分の父親がクラッシックをよく聴いていた事を急に思い出した

しかもまだ小学生の頃、父親に連れられてクラッシックのコンサートに何度も行った記憶がある

決しておぼっちゃまな家庭ではなかったけど

父親はクラッシックが好きだった




怪物という本を読んで感想を書いていたら

なぜか最後は父親に繋がった


不思議だ