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T's VOICE

オーディオ、iPhone、そして日々のよしなしごとを書き綴ったとりとめのないブログです

うちではAirMac Expressで音を鳴らすことが多いので、CDはあまり聞かないのですが、それは逆によい音のするCDプレーヤーがなかったということも理由のひとつ。
それでもDACほどではありませんがいろいろな機種を試してきました。

今うちにあるだけでも…
Sansui CD-α317R
DENON DVD-2200(ユニバーサルプレーヤー)
Marantz SA8260(SACDプレーヤー)
Philips CDF100
と知らないうちに結構台数が増えてしまいました。

Sansuiの機械はMASHというDACを搭載していて、柔らかい音楽を奏でてくれます。ただ、ちょっと線が細いのが難点といえば難点。聞き疲れはしないのでいいのですが、気合いをいれて聞こうとすると、解像度とかセパレーションとかいろいろな点で物足りないのです。

DENONはSACDが聞いてみたいばっかりに安かったので試しに落札してみたもの。届いて1ヶ月くらいでピックアップ不良が起こり、気まぐれにしかディスクを読まないようになってしまいました。肝心の音は、よく覚えていないのですが、なんだかとても普通でガッカリだったのを覚えています。
いまは寝室の滅多に使わないDVDプレーヤーと化しています。

Marantzもなぜか私の中ではDENONと同じ印象。特段いい音がするという気はしません。それでも発売当時の定価はDENONもMarantzも10万円もする機械。日本のメーカーはこんなものかと見切りをつけるきっかけ作りをしてくれた機械たちです。わたしが求めているのがHi-Fiからはほど遠い音だからなのかもしれません。なんたってQuad派ですから…。

Philipsはちょっとおもしろい機械です。
その昔、これと同じ機械がAppleに提供され、Powerbookの外付けCDドライブとして販売されていたという歴史があります。レインボーアップル付きのMacバージョンの方がよかったのですが、それなりの値段がするのでパス。Philipsバージョンのしかも液晶表示が消えかけているという半分ジャンク品を落札してみました。
ただ、この機械、マニアの間では音が良いと評判のPhilipsのスイングアーム方式のピックアップが搭載されていて、音もなかなかのもの。実に音楽性豊かな音を奏でます。私はこれにこれまた偶然手に入れた幻のPhilipsのライントランスL-300をかませてしばらくメインとして使っていました。
スイングアームにこのトランスを噛ませると、CD初期時代の黄金のPhilipsサウンドに近い(勝手にそう思い込んでる)音がでます。

話がかなり横道に逸れました。
そうでした、Quad66CDでした。

この機械もPhilipsの汎用基盤とスイングアームを搭載したCDプレーヤーです。
なのでPhilipsの機械と同様の音がするんだろうなーと思っていたら、その辺はさすがにQuad。ちょっと違うQuadサウンドに味付けしてあります。
実は強いQuad派の私は、CDプレーヤーもQuadで揃えたいと常々思っており、買うんならQuad最初のCDプレーヤーである66CDがいいとずっと思い続けていたのです。
そして念願がかなってついに我が家に66CDがやってきました。
実は以前にもオークションで落札した(かなり高額でだいぶ無理した)ことがあったのですが、その機械が到着後1時間で機能不全に陥り、やむなく返品したという悲しい過去もあったので、今回はかなりテンションがあがっていました。
ところが…
悲しいことにこの機械も到着後約1時間くらいで不調になりはじめ、2時間経たないうちにまったくCDを読み込まなくなってしまいました。
こと66CDに関していえば、うちは何か呪われているじゃないかと本気で思いました。

早速出品者の方に連絡をとり、その旨をお話し、修理を試みてもらうことにしました。この出品者の方に修理の技能があることは偶然ブログを発見してすでにわかっていましたので…。

で、1週間後。完全に直って帰ってきました。私の66CD。
ついに、ついにこの機械を手に入れることができました。
もちろんいまもきちんと機能して、いい音を聞かせてくれています。
この機械、音質こそ少し違いますが、先のWadiaを通したときと同じ水準の音がでます。さすがにCDなのでThorensよりは音が硬めになりますが、それでもレコードにほど近い音でCDを再生してくれるのです。
これで我が家ではMacからでも、CDからでも、レコードからでも同じレベルのハイエンド並みの音で音楽を聴くことができるようになりました。

$T's VOICE-66cd
Thorensを手に入れてからというもの、かなりの時間をレコードを聞いて過ごすようになりましたが、それでもやはり手持ちのレコードにいいものが少ないこともあって、割合的にはMacからAirMac Express経由で音楽を飛ばす方が多いという状況からは抜けきれません。
この環境で重要な役割を果たすのが、デジタル信号をアナログ信号に変換してくれるDAC (Digital Analog Converter)です。
以前にブログにも書いたことのあるDAC AHですが、実はとっくのとうに卒業していまして、その後にも何台かのDACを落札してはとっかえひっかえしてきました。
現在、我が家にあるDACを列記すると…
DAC AH
Audio Alchemy DDE v1.1 + DTI 1.0
じんそんさん設計のたまバッファDAC(百十番さんからの借り物)
Musical Fidelity V-DAC
Soul note sd1.0
とまあ、同じ機能をもつ機材がたくさんあります。
もう売ってしまいましたが、過去にはSansui のDA-α607iなんていうレアものも持っていました。
どれもそれぞれ一長一短があり、なかなかどれが一番とかいえないというのが困ったところ。
オーディオマニアの間ではよくDAC地獄という言葉を使いますが、一度はまるとなかなか抜け出せなくなるというのがこのDAC選びです。

そんな地獄の日々からようやく抜け出す時がやってきました。
我が家にあのWadiaのDACがやってきたのです。
手に入れたのはWadiaのなかでは入門機な位置づけのDigimaster X32ですが、これがまた素晴らしく力強く、そして繊細さも持ち合わせるという理想の音を奏でてくれます。
これでもうしばらくは新しいDACのことは考えなくていいことでしょう。
いや、そうであってほしいと心から思うのですが…。

$T's VOICE-x32
ThorensのTD105 mk2があまりに秀逸だったので、その後Thorensについていろいろ調べてみたところ、いろいろ興味深いことが発見できました。
まずは、Thorensはその昔オルゴールを作っていたということ。
昔からオルゴール好きの私ですが、リュージュは知っていてもThorensは知りませんでした。Thorensの代表的なオルゴールのひとつにAD30というCDくらいのサイズのディスクを交換できるディスクオルゴールなるものがあるのですが、これがまたすごく気になって仕方がない。
オークションで程度の良さそうなものを探してポチっ、あっ!

$T's VOICE-オルゴール

こちらも本当に素晴らしい音がします。
このオルゴールの特徴はなんといってもサイズから想像するよりもずっと音が大きいこと。こんな存在感たっぷりで、自己主張の強いオルゴールには出会ったことがありません。

さらに調べを続けていたところ、なんとThorensったら、その昔ライターまで作っていました。1920年くらいのものらしいのですが、比較的きれいなものがでていたので、ぽちっ。
あっ!

$T's VOICE-ダブルクロウ

このライター、本体の横の部分に時計の竜頭のようなボタンがあって、普段はロックされているのですが、時計を巻くように竜頭をまわすとボタンが押せるようになり、それを押すとなんと自動で蓋が開いて、火までつけてくれます。
その動きがなんとかわいらしいこと。

ということで、レコードプレイヤーを手に入れてからすっかりThorensにやられっぱなしの私なのでした。