最近、トレーニングなどに関する記事が全くアップ出来ていなかったですね…
すみません

今回は、ある選手に指導していたリハビリの中で行った、股関節モビライゼーションをご紹介致します
その選手は、右股関節に痛みがあり(C-sign)、屈曲時、伸展時、外転時、外旋時にそれぞれ同じ所に痛みを感じていて、内旋時に制限がかかっている状況でした。
(FAIの症状は無く、一安心…)
その為、腸腰筋のストレッチ(立膝)で痛みを伴い、屈曲が深く出来ず、お風呂に入る時は、自分で腿をもって入っていたようです。
いわゆる、
『Groin pain syndrome(鼠径部痛症候群)』
ですね。
今回は医学的な説明は省きますが、色々とチェックしてみると、
・腸腰筋
・恥骨筋
・大内転筋
それぞれにタイトネスがあり、
・右仙腸関節のモビリティ低下
も見られ、症状が出てしまっていたようです。
まずは、股関節周辺の筋肉(特に先程挙げた筋肉)の柔軟性を獲得すべく、セルフストレッチの指導をしました。
《リハビリ内容》
痛みの出ない範囲での walk & jog
(30分)
↓↓↓
身体が暖まっているところでのセルフストレッチ
を2~3setやるよう指示していました。
もちろんその間は、ダッシュやボールを蹴ることは禁止です。
1週間後、再度チェックすると、真面目に指示通り行っていたようで、多少違和感はあるものの、可動域は完全に戻り、痛みも通常の動作では出ていませんでした。
なので、今度は腹筋群(ドローイン中心に)、内転筋群、外転筋群のトレーニングを導入し、骨盤の安定(固定)を図るよう指導しました。
(トレーニング方法はまたの機会に)
それと同時に、股関節の動作性が獲得出来た(戻ってきた)ので、セルフでの関節モビライゼーションも指導しました。
(ここからが本題ですね。長くなってすみません。)
やり方は簡単です
①足を台などの上に乗せつま先と膝を真っ直ぐにする
②背すじを真っ直ぐにし、骨盤を固定する(ドローイン)
ここまでがスタートポジション。
③ドローインをキープしたまま、上体を前に倒していく
④動作中、膝の位置が変わらないようにする
⑤スタートポジションに戻る
この動作を、10回1setとして、2~3setやるよう指示していました。
筋力トレーニングとは違い、筋肉を使うと言うより、
『関節(骨)をスライドさせる』
と言うイメージで行うとより効果が上がると思います。
この動作の目的は、
関節可動域の確保・拡大(=動作性の獲得)
です。
関節を形成する骨の動きは、
滑り + 転がり
と言う動作の組み合わせで、関節が動きます。
(全ての関節がそうではないのですが、その話は割愛させてください
)
どちらか一方の動きが制限されてしまうと、可動域の制限や動作痛が生じてしまう恐れが出てきてしまいます。
そうなると、スポーツ動作はもちろん、日常生活にも影響が出てしまいますよね…
そうならないように、セルフで調整出来る関節モビライゼーションですので、関節本来の動きを取り戻して、快適にしていきましょうね

トラブルを抱えていなくても、
脚が上がりやすくなったり、
股関節の可動域が広がったり、
つまるような感覚が改善したりすると思いますので、是非、トレーニング前に実施してみてください
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