アメリカスカップで1934年にイングランドがアメリカに挑戦するために建造したヨット「エンデバー」(ENDEAVOUR)を制作します。
今回は1989年に復元された後に、現在もクルージングヨットとして現役で活躍中の姿としました。また、ディスプレイの形式は通常のバックボードに取り付けるタイプではなく、四角いブラック枠の中央に浮かすような試みをしてみます。尚、船体長LOAを350㎜とするため、スケールは少し半端ですが1/113となります。
例によって、資料集めからです。このヨットはJクラスヨットとして、あまりにも有名で模型化されている例も数多く比較的容易に資料は集まりました。
まず、側面の全体写真から縮尺を調整し、桐の集成材にそのコピーを貼り付け、正面、上面をノコ盤で大まかに切り出します。
併行して、ディスプレイ用のフレーム材を45㎜の角材から切りだし、四角く組み上げます。