ハルをセットするバックボードを作ります。今回はスケールに合わせて、これまでより一回り大きい570*210*20㎜のブナ材を使用します。ルーターテーブルに所定の刃物をセットし、四辺の木口に飾り溝の加工を行います。
仮にハルをセットした写真です。バックボードはこの後裏面のダルマ穴(壁への引っかけ穴)等の加工を行った上で、数回の塗装を経て完成します。
ハルと主要な艤装品の塗色は基本的にはアメリカ海軍艦艇色といわれる薄いグレー色としました。
ハルは最初にこのグレー色を吹き付けた後、一旦バックボードに仮付けし喫水線をトースカンで引きます。
次に、喫水線から上の部分をマスキングし、今度は艦底色といわれる赤茶色を吹き付けます。いつもながら、この辺りの工程になると先が見えてきて楽しいものです。