お子さん電話に出られますか? | あなたが幸せで在りますように

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こんにちは。心理カウンセラーの佐織です。

さて、私は日頃、心理カウンセラーの仕事の他に、在るところのとあるお店で学生の支援というものもしています。
私が付き合っている大学生、携帯、スマホが当たり前の世代には電話機の存在を知らない子が少なくありません。

どこどこに電話して。と言うと、プッシュ式の電話を目の前に、どれがダイヤルなのか、ダイヤルをどう扱うのかも戸惑う子も。

その姿は文明開化に出会った明治の人のよう
加えて、電話が店にかかって来ても取れる子が9割居ません。1割は躊躇なく出てくれる。

もちろん、両者に電話対応は教えてあります。が、差が出る。

これって何が原因か?

もしかしたら、家庭に電話があるかないかの差なのかな?そして、家にかかって来た電話に出たことがあるかないかの差なのかな?

と思ったり。

例えば家の9才の息子。五歳の時から家電話のかけ方、受け方を教えてあり

(母子家庭なので私に何かあったら息子が全てに連絡をするため)

今は出るのもかけるのも難なくこなします。先日は教室に電話がかかってきて、誰も取らず

息子がとって皆から拍手をもらったと喜んでいました。普段から固定電話に親しんでいるから出来るのだと思います。

では、大学生は?家での経験がないからかな~。出たら何を言われるのだろう?なんて答えたらいいのだろう?とびびり出られない

問い合わせ電話をしてと言っても、聞きたいことをどう文章に簡素にまとめて聞いたらいいか分からずに出来ない子も。

みんな私が1から教え、隣で見守ります。息子にやって来たことと同じことを教えてるのが何か笑っちゃう

 

近年、親の質も下がってきているのかな・・・・と感じることも多々。古い考え方かもしれませんが、やはり、一番の教育の場は家庭だと思うのです。親がめんどくさがらずに、子どもに色々と経験させてあげることはととても重要です。今回は電話のことを取り上げましたが、挨拶をする、お礼を言う、謝る、掃除の仕方、料理、洗濯、片づけ。どれも家庭が中心となって教えることが大事だと私は考えます。

掃除もね、させていないとね、社会に出てからやってと言われ時できないのですよ~(関わっている学生がそうです)

子どもが社会に出てから困らないようにしてあげるのが親の役目ですので、お子さんにどんどん色々なことを経験させてあげてくださいね。

ご家庭でもし固定電話があれば、そこからかける、受けるの経験を是非お子さんにさせてあげてくださいね。

その経験は必ず将来、役に立ちますから!