子供の障がいを受け容れられず苦しいママへ | あなたが幸せで在りますように

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人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

こんにちは。心理カウンセラーの佐織です。

今日は自分の子どもに障がいがあることをどう受け容れたらいいのか・・・・

この子とどうむきあっていけばいいのか・・・

と戸惑い、困惑し、この現実を受け容れなきゃ!と分かっていても、なかなか心がついて行かない!

そんなママに読んで欲しいな。

 

まず、ママにね、言いたいことがあるの。

それはね、お子さんが障がいを持って生まれてきたことは決してあなたのせいでも神様のいじわるでも、何かの罰でも、先祖の祟りでもありません。あなたは全然悪くない。

それをね、自分に言い聞かせて欲しい。

でないと、自分を許せなくなっちゃうし、

優しい気持ちになれないから。

 

障がいを持っている子のママには未来を信じる気持ちや、希望を持つ気持ちが大事。

そういうものが心の中にないと、日々を笑顔で送っていけません。

それには、自分を責める気持ちを失くして欲しいの。そのためにも自分は悪くないという言い聞かせて欲しいのです。

そして、どうして、なんで??と頭の中をぐるぐると駆け回る答えがなかなか出ないその質問はやめて欲しいのです。

どうして、なんで??と言い続けていても、何ももとには戻れないのだもの。

言って辛くなる言葉は言わないに限ります。

 

でも、これもなかなか簡単にはいかないことも私は経験者として知っています。

どんなに人から励まされても、どんなにいいことを言われても、経験者からそれほど心配することないよ。と言われても、自分の心が動かなければ、響かないし、腑に落ちないものです。

だからね、この本を紹介したいの。

 

「だから、生まれてきた。赤ちゃんからの伝言」宇佐美百合子著  

リヨン社 1000円+税

13年前、先天性の脳障害、活脳症で生まれてきた息子をどう受け入れたらいいのか

全く誰にも相談できずにもがいていた時、救いを求めたのが本でした。

その時に巡り合った一冊です。

赤ちゃん目線で自分がなぜ生まれてきたのかがママを思いやる気持ちで書かれています。

 -目次ー

・小さな約束

・目に見ないもの

・心のくせ

・比べないでね

・奇跡をおこして

・つながってる

・小さなものたちに

・ママは世界いちだから

・今がいちばん

・まばゆい贈りもの

・不自由なからだ

・もっと楽しんで

・ママの夢を話して

・じょうずに叱って

・しあわせになる力

・魔法のことば

どれも、とっても心に響く伝言ばかりでした。

その中でも、「比べないでね」や「不自由な体」には涙が止まりませんでした。

比べないでねの一部をご紹介しますね。

 

「比べないでね」

ママが考える普通の赤ちゃんってどういう赤ちゃん?

私が他の赤ちゃんと違っても戸惑わないでね

 

私がほかのあかちゃんとちがっても

戸惑わないでね。

 

わたしがふつうの子にならなくても、困らないでね。

赤ちゃんは

ママの言うとおりにならなくても、

ママのするとおりになっていくの。

だから、ママがなにをするか、なにをしないかは

とても重要!

    ~だから、うまれてきたより抜粋~

この後も、赤ちゃん目線でママにお願いの言葉が続いています。

障がいがあるなしに関わらず、子どもへの接し方次第で

子どもは不幸にも幸せにもなると思いました。

どんな子でも幸せな人生を送ってもらいたいですよね。

それにはママの力が必要なのです。

 

 

もう一つ不自由な体も少しご紹介しますね。

これを読んだ昔、ああ、この子はもしかしたら、本当に自分で自分の体を選んできたのかも

しれない。ならば、親としてこの子を応援していこう。

そんな気持ちになれました。

 

 

「不自由なからだ」

 

ママ、

もしわたしのからだのどこかに障がいがあっても

なげかないでください。

 

けして、あわれまないでください。

 

ママはすごく悲しむと思うけれど、

そして、わたしの将来を案じると思うけれど、

 

わたしは、

あえてこの体を選んで生まれてきたの。

 

ママ、

いっぱい泣いたら、

あとはわたしと笑っていきてこっ!

 

    ~だから、生まれてきた。より抜粋~

この言葉の最後は

わたしはこの人生を選んで生まれてきた

ママを信じて

ママの子どもになったの

と結ばれています。

 

本当かどうかは分からないけれど、子供は親を選んで生まれくるという考えもあります。

そう思えなくてもね、今、そういった考えで少しは気持ちが楽になるならば、

スピリチュアルな考えを受け容れてみることもよいのではないかと思うのです。

私はそうしました。なぜ、どうして???という正論では納得いかない答えをスピリチュアルな面で納得しました。障がいを持って生まれて私のところにきたのは私がどんな苦難にも負けない人で、この子がこの体で生きてみたいと思って、選んだ人生を応援してくれる根性のある人だと思ってくれたから、わざわざ私を選んできたのか!と納得できました。

それを誇りにも思えました。

(平成16年5月ごろ。息子と)

 

その誇り今でも全く変わりません。

今でも胸を張って言えます。あんなに大変で精神的に追い込まれることが多い生活でも

へこたれずに子供のいいところだけを見て、子どもに100パーセント自分の時間をかけ

あの子の親になれたのは私しかいない!って。ニコニコ

 

あなたもそうだと私は思います。

私をわざわざ選んでくれなくてもいいのに。と思うかもしれないけれど、

でもね、時間が経てばきっとあなたも分かる。

ああ、この子の親は自分にしかできないことなんだなって。

まだそう思えなくても、いつか必ずそういう日が来る。

私は、あなたを信じています。

 

 

 
 

この本を通して、少しでもあなたが穏やかな気持ちになってくれたらいいな。

もし苦しい時にはお話をお聴きします。

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佐織より

 

 

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