大切な人を亡くしたあなたへ② | あなたが幸せで在りますように

あなたが幸せで在りますように

人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

私が苦しんだことの一つに、自分は子供のことを話したいのに、ただ懐かしく思い出したくて、話したいのに、周りはそれを困り顔で聞いているということがりました。その結果、ああ、亡くなった息子の話は周りの人を困らせるんだなと思い、一切しなくなりました。そして、天国の息子を安心させるためにも、哀しんだらいけないんだ!と思いこんで、涙くことをやめました。もちろん、人前で泣くことなんてしませんでした。いえ、できませんでした。落ち込んでいると、息子さんが心配するとと言われるし、、、悲しんではいけない!!そう思うようになりました。そうこうするうちに、思い出せなくなり、子どものいない生活に慣れてきて、どこかへ出かけることもできるようになり、心から楽しと思うことはなかったにせよ人と話して笑っていたりする自分がいました。ひどい親だと思いました。そこでまた自分を責めて・・・・。めげずに、子供の為にもしっかり生きよう。子供が生きられなかった分、自分はしっかり生きよう!!そんな思いに囚われていました。でも、以下のことを知り、

そうだったんだね。。。と気持ちが楽になったことを覚えています。

あなたも、自分の人生を生きていいのですよ。

 

大切な人を亡くした人のための権利条約

1.悲しんでも落ち込んでもいい

「頑張らないと」「心配かけてはいけない」

と気丈にふるまっていませんか?

でも時に自分の心の奥にある声に耳を傾けてください。

悲しい時には悲しみ、落ち込むことがあっても自然なことです。

2.自分をゆるしてもいい

「私が悪かったのだ」と自分を責めてしまう時、

「どうにもできないことがあるのだ」

ということを認めてもいいのです。

自分を責めるのはあなたにとって、その人の存在がそれほどまでに大事だったからということの証です。

3.考えない、思い出さない時もいい

死を直視しないのもまた自由です。つらいから考えたくない、思い出したくない、そんな時は今自分が打ち込めることに力を注げばいいのです。考えられるとき、そうすればいい。亡くなった人はそんなあなたを責めないでしょう。

4.自分を大切に

「みんな大変だから」と思い、我慢をするのも尊いことですが、自分がつぶれてしまう程の我慢はどうでしょうか。大切なのはあなたがあなたらしく生きていけること。自分を大切にすることに許しを与えてもいいのです。

5.助けてもらう

悲しみに一人で向い合う必要はない。助けは求めれば身近に見つかるかもしれません。「助けて」と言うことはいけないことでも、迷惑をかけることでもない。

6.みんな違ってそれぞれでいい

同じことを前にしても感じ方が違います。人それぞれであるということ。悲しみの深さや表し方は比べることではありません。それぞれの悲しみ方でいい。違っていい。

7.自分の人生を歩んでいい

(個人の人生を代わりに生きない・・・)

自分の人生を生きること、楽しい時間をもつこと、笑うこと、

時に亡くした人を忘れていることがあってもいいのです。

それはなくした人をないがしろにすることでも、置いていくことでも、忘れてしまうことでもありません。あなたはあなたのままでよいのです。亡くなった方の存在とともに、あなたはあなたの人生を歩んでよいのです。