先日、ボランティアで「未来の教室」というワークに参加してきました。
これはざっくりいうと、学生らが大人と接する機会をもち、その人達と語らうことで将来のビジョンを描きやすくしたり、自分を見つめなおすきっかけを持ってもらったりする体験型の講座です。ざっくり言うと、子供へのキャリア形成支援です。
こちらのNPO法人が群馬や近隣の高校生にむけておこなっています。
DNA / Design Net-works Association
今回、私は初参加。
とある、高校へ伺いました。卒業が迫ってる3年生が残りの4ヶ月間を有意義に過ごすために自分は何ができるか考えてもらうことが今回のテーマ。先輩の話を聞いたり、先輩に話を聞いてもらったりしながらの自分探しの時間。
私は今回聴く先輩として参加。8人の子の話を聞きながら、思ったのは、子供は沢山の人と関わった方がよい、その中で多様な価値観にふれ、自分と照らし合わせながら自分を造り上げていくことが大切だなということ。そして、正解はひとつじゃないということを大人は教えてあげなくちゃ!ということも痛感。いつから、あんな風に大人が求める正解を答えようとするようになっちゃうんだろう?
私が何か質問をすると、そこには求めている答えがあるのではないか??という不安そうな
顔つきになり、それを探し出そうとする。小学生の低学年ではこういうことはまだない。
質問すればあっているかどうかなんて全く気にせずに、思ったことを口に出してくれる。
自分の感がを言えるのに、高校生ともなると、違う。大学生にもその傾向がある。
これはとても大変なこと。思わず「私が求めr答えを探さなくていいんだよ。なんでも言っていいんだよ。正解なんてないのだから」と伝えた。
なんだか、切ないね。
今までの教育がそうだったからかな・・・・・。
子供から自由な発想、発言を奪ったのは、きっと大人たちだ。
でもこれからの世の中は自分の考えを言えないと辛い時代が来る。どんどんとグローバル化がはじまり、この狭い日本も多様な人達であふれるでしょう。そうなった時に、自分の考えを語り、行動できる力がないと置いていかれてしまう。大人たちが間違いを恐れず、
自分の言葉で自分を語り、まずは行動する姿を子供たちに見せていかなければです。
そして、教育現場ではその時代に間に合うように、どの年代の子にも心の自由、考えの自由を伝えなきゃ!間違えてもいい、間違いなんてないのだからということや、人も自分もOKなんだという共感できる関係性を教えていかなければ!と思った。
キャリコンサルタントとしても、心理カウンセラーとしても、こういうことを世代を超えて
みんなに伝えたい。来年はバンバン、行動をしていくわよ~。
心理カウンセリング&キャリコンサルティング★佐織より