子供には優しいし
よく遊んでくれるいい父親だから
別れるのは子供に悪いかな
と思って・・・・。
子供は父親にとてもなついているから
別れたらかわいそうかと思って・・・・。
と思い子供の立場や、子供のことを思って
離婚が頭をよぎっても決断できないでいる人は多いように思います。
つまり
「子は鎹」ということでしょうか。
ちょっと意味を調べてみました。
読み方:こはかすがい
意 味:こどもは夫婦の仲をつなぎとめてくれるという例え
世間でいうところの
「夫婦仲が悪くても、子への愛情のおかげで夫婦の縁を切らずにいられるのです」
ということなのでしょう。
なんだかんだと別れないのは子供の為ということにもつながるのかな。
う~ん、これってどうなんだろう。
私は違和感を持ちます。
それは、
これが親の一方的な考えのように感じるからです。
「お前たちのために離婚せずに頑張ってきた!」
という意味合いが強くなった時には
子供から言わせたら
「冗談じゃない。子供のせいにするな」
だと思うのです。実際、親が自分のために我慢してるという状態は
子供が嫌う親の姿でもあります。
私もそうでした。
父親と仲が悪いのに
別れないのはお前たちがいるからだ
という態度の母親にはうんざりしていました。
子供の為と言うならば、
我慢してつらそうな生き様を見せるよりは
夫婦関係を解消して生き生きとした姿を見せたほうが
情操教育的に良いと思うのです。
子供にとって大切なのは
仲が悪い親が一緒にいることではなくて、
親がそれぞれ自分を大切にしてくれていると
感じることだと思うのです。
分かれた後にだってそれを感じてもらうことは可能ですよね。
別れた後にもしっかりと面会をさせ、
親子のきずなを壊さないようにすればのではないでしょうか。
子は鎹
そうかもしれないけれど、
子供の心を大切にするならば
都合よくつかうことはしないでほしいな~
と思うのです。
自分の内面を見つめたら
別れない本当の理由は違うところにあるのではないでしょうか?
自己都合(メリット)はあるはずですよ。
と
常々思う私でした。