性格の不一致って本当はどんなこと(完) | あなたが幸せで在りますように

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人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

さて、①、②では性格の不一致は本当は


その人の最も大切にしている人生の価値観を


相手に理解してもらえなかったり、


受け容れてもらえなかったりすることから起こるものではないのか。


そして私が大切にしていた人生の価値観は


「あいさつ(言葉をかけあうことともいえる)」で


その中でも「ありがということが大事」。


ということをお話ししました。


*詳しくはこちら→①http://ameblo.jp/ts-korokoro/entry-11803825188.html


            ②http://ameblo.jp/ts-korokoro/entry-11805617269.html

皆さんはどうでしょうか?旦那さんが大事にしていること、


奥さんが大事にしていることを尊重していますか?


これができているのとできていないのとでは


随分と心の距離が違うと思います。


さて、②の終わりにはもう一つ私の大事にしていたことがあります。


と書きましたが、それについて、今日は書きますね。





では、私が大切にしていたもう一つのこととは何か


それは「亡くなった子供のこと」です。


私には前夫の間に一人子供がいました。


その子は2歳で亡くなり、前夫とはそのことも含めて色々とあり


関係修復は無理と思い別れました。


その亡くなった息子は私にとっては何にも代えがたい存在で


亡くなった後もそれは変わりませんでした。


ですので、再婚するときにはこの子のことを受け容れてくれ


自分の子どものように思って、


仏壇に手を合わせ、お墓参りにも行ってくれるそんな人を望んでいました。


亡くなった子供ですけれど、


私には連れ子の感覚でした。


当初知り会った時には


この私の思いを大切にしてくれる人に見え


この子を大切にしてくれるなら、


私もこの人を大切にしよう


そんな気持ちでいました。


(ホントは私が年を気にして再婚を急いでいたせいか目が曇ってしまい

そう見えただけだったのですが。。。。)


しかし、実子が生まれた時から


毎日あげてくれていた線香もだんだんとあげなくなり


それでも忘れることもあると思い直し


何も言わずにいました。


しかし、ああ、この人はもう亡くなった子のことを何とも思ってくれていないのね


と思うことがありました。


それは


クリスマスのこと。


実子が生まれてくるまでは


仏壇に供える用としてブーツに入ったお菓子を買ってきてくれ


それを仏壇に供えてくれていました。


いい人だな。と思っていたし、感謝していました。


けれど、実子が生まれた初めてのクリスマス。


お菓子のブーツは実子だけに与えられました。


なんだか、とてもショックでした。


たかがお菓子ですが、本当にショックでした。


この時もいい方向に考えようとしたのですが。。。


そのあとももろもろのことがあり、


やっぱりこの人はもう天国の息子のことは何とも思っていないのだな


と判断するしかありませんでした。


このことについて確認をしたことがり、その時にこういわれました。


「自分の子が亡くなったなら毎日お線香をあげることは忘れないな」


この時私の心は固まりました。


前夫は人の気持ちを大切にする、察するということが苦手な人でしたので、


天国の子供のこと以外でも、


様々なことがあり、そのたびになぜ私が悲しいとかんじるのか、


なぜ、気持ちを汲み取ることが大切なのか


説明や改善方法を伝えたのですが、


とにかくなぜそれがいけないのかなどがわからない人で


自分が悪いと思っていないこを改善する理由が納得できない


という人でしたので、


全然、私の伝えることは理解してもらえませんでした。


そんなことの繰り返しで


離婚を決意するようになりました。


大切にしていることが


伝わらない、共感してもらえない


それはとてもストレスです


心理学では相手に期待をするから腹が立つし


傷つくと言います。


だから、期待を手放せと言います。


私もクライエントさんにはそのように伝えます。


が、自分が生きている意味(生きていられる意味、価値観、自分が自分であるゆえん。プライド)


を踏みにじられたと感じた時、


冷静にそれを相手に伝えても何ら改善しない。


では、自分の考え、思いを改善すればどうにかなるのかどうか


を見直したうえでも


否!


これを無くしたら私ではない


と思うのなら、


離婚もありだと考えます。


おっと、話が飛躍してきましたが、

性格の不一致って、結局はどうしても譲れない自分の考えや思いが


引き起こすことなのではないかと思います。

もともと性格は違うってわかっていて


その違いに惹かれて付き合い、結婚しても


一緒に暮らすうちに気付かなかった部分が見えてきて


それがどうにもこうにも


受け容れられなかった時に起こるもの。


また環境が変わる中で


自分の考え方が以前と違って来たときに起こること


なのかな~と思います。


この違いを埋めるには


認め愛、尊重し愛


が必要なのでしょうね・・・


お互いに問題があると認めたうえで


歩み寄る姿勢が大切。


離婚した私はそう感じています。


夫婦関係で悩んでいるあなたの現状はいかがですか?


最後までお読みくださりありがとうございました。