疲れた飛行機の中からおはこんばんちわ。
只今EUツアー全行程が終わり、
日本に向かって羽ばたく飛行機の中でこれを書いている。
最後に旅日記を更新してから怒濤の日々が過ぎ、
そして電波環境や時間に恵まれずに更新がすばらしく途切れてしまった事
すまぬと思っている。
あまりに日が空いたのでどこまで覚えているか。。
とにかくタイムスリップしてみよう。
今ネット環境もよくないのでどこまで書いたか覚えていないのだが
ベルリンからポーランドに向かうところかな?
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私達はベルリンに別れを告げ
またねとつぶやきポーランドへ向かった。
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約4、5時間のハイウェイの旅を経て行くと
ベルリンのこんこんとした羽のような雪が
だんだん東北の雪にも似たどっしりと重い結晶の固まりがのそのそと降って来た。
私達はガソリンスタンドで一服をし、
しばしこの雪を見て
「寒いねぃあ」
と談話をした。
それからというもの
私達は時にEUツアーマネージャーの
「だいじょうぶぅ??」
という片言の日本語や、
「OKでぃ~す!」
っていうお笑いの藤森のやつや、
なんでそこまで知ってるの??
っていう日本の知識の豊富さに爆笑したり
時に寝て起きて、
そうこうしているうちにポーランドについた。
ポーランドも白く雪が降り積もり、
そんな寒い中でも入り待ちの人は笑顔で私達を迎え入れてくれた。
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ライブハウスに入るとこんな旗が壁に飾られており
それを見た私達一同は気愛がさらに増していった。
私達はリハの準備を進めた。
そんな中、とうとう私は毎日のパン食生活に悲鳴をあげた身体の細胞達に新しい風を吹かそうと思い
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持参してきたレトルトのカレーを食べてしまった。
味は所詮レトルト、それでも私の身体の中の細胞がひとつひとつ、
次々と息を吹き返していくのが手に取るようにわかった。
ただちょっとカレーだけじゃ味気ない気もしたので
楽屋にいつも置いてあるハムを何枚か添え
海外司レトルト名物、ハムカレーがここに誕生した。
記念すべき日となった。
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私はリハを終え、メイクを終えると
またもや転職しっぱなしのキャメラマンS氏に調子に乗せられて撮影会を始めてしまった。
これがS氏のイチオシのショット。
私はうなずいた。
自分でも気に入ってるこの写真は
S氏のほんまもんの腕なのか
カメラの性能なのかわからないが
ずっと前からS氏のカメラで撮った写真は
身内では評判が良いのは確かである。
今後の事もあるのでS氏の腕だと書いておこう。笑
そして向かえたポーランド本番。
私達はまたもや燃え尽きた。
ポーランドもすごかったよ~by欽ちゃん
とにかく熱くて空気薄くてありがたき!!!だった。
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私はとにかくぶっ叩いた。
こらでもか!これでもか!!
私がプレイをエンジョイするたびにオーディエンスの反応は熱かった。
あまりにも感極まって、このツアーのMCで私は何度か「エンジョイプレイ」という言葉を発した。
するとオーディエンスの頭上に何百個もの?が浮き上がった。
こんな瞬間も大切な大切なライブの思い出である。
私達はライブを大成功に終え、サイン会に突入し、
明日行われる会場、ケルンに向かって車を走らせた。
たしか、途中でホテルに泊まるために夜中の2:00にチェックインし
そこで停電があって、暗闇の中でZ氏とビールをのんで
朝6時に再出発したというのは覚えているが
そのあとの8時間移動??
記憶が定かではない
はなしによると私は車の中でひたすら眠りこけたのだと言う。。
連ちゃんライブと次の日の本番前の寝不足状態での10時間移動はけっこう堪えた。
ケルンに着くとそのまま楽屋入りをし、あれ?たしかそうだよね??
うる覚えになってきている部分もあり。
私は車で寝たはずの身体が未だに眠いというので
これを食らわせてやった。
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武田鉄矢の源!
おふくろ、もう一杯!!
と言わんばかりにおいしかった。
海外では、だしを取るという文化がない?という情報もあり
この旅での赤いきつねの存在感は大きく、
私が完食する直前には日本のスタッフの方々がつゆに群がって来た。
どうぞどうぞ飲みましょう。
私は日本人の食の魂をわけてあげれたような気がした。
その瞬間私達は、だしのパワーをライブのパワーに変換しそして今日も燃え尽きることとなるのである。
リハを終え、ケルン本番!!
やはりドイツはすっご~い。
例えようのない極みが会場に充満した。
ケルンコロンコルン??
たぶんいろんな呼ばれ方があるこの土地の久々の空気感に私達は酔いしれた。
本当に本当にだんけしぇ~ん!!!
サイン会を終えると、いつものようにハムとビールを流し込み、
この日は夕食に中華料理が出たのでみんなでシェアをして
沢山腹の中に、欧米よりははるかに日本に近いその味を蓄えた。
まじでこのあたりの私は写真を撮るのも忘れる程、
沢山沢山極まった。
そして疲れていた。
それでもビールを飲むと私の身体の中を走るパーティーボーイの血が
一気に沸騰し、この日もホテルの部屋で日本人の方から頂いたおつまみと話に盛り上がり、
ある程度のアルコールを接種し
そしてケルンとにっぽんにおやすみ。。。
からのおはようちゃんだこれ!
今日はミュンヘンへの移動日!
の前に、私達のこのツアーの唯一の観光日和の今日
大聖堂に行かずに伝説は生まれるか???
私達はご飯も食べずに11:00にロビーに集合し
そして一目散になって大聖堂に向かった。
大聖堂に近づくと、途中で鐘の音が街中に響き渡り
私はRickyさんにラジオインタビューをした。
そしたら話がとってもおかしな方向にいき、おあとがよろしく締まった。
この模様はTHE MICRO HEAD 4N'Sのスマホサイトにてアップするよ。
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そして現れた!!!
でかい。
スッゴイ。
私は過去に何度かきているが
本当にスッゴイ。
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これ見てください。
人の大きさと比べてみてください。
私は語りたい。
このすごさは写真では伝わりません。
なぜなら、写真は所詮2次元なのでどんなに奇麗に撮っても奥行きが出ないのです。
現物を片目で見るのも同じです。
しかし私達人間は、2つの目で見る事により、3次元、
すなわち3Dで迫力のある奥行き間を感じ取る事ができるのである!!!
伊達政宗は2Dである。
だからある意味眼帯をした伊達政宗は距離感のない中戦っていてすっごい。
この3Dの素晴らしさは生ライブでも同じ。
DVDやTVで見るコンサートは所詮2次元。
思い出や情報としては大事なものだが
やはり3次元の生のライブには勝てないのである。
と、私は思っている。
はたまた、2Dのマイフォはどこにでもいるが、
3Dのマイフォは今現在、そこ(ステージ)にしかいないわけで
同じ空間を同じ想いで満たす、、、っていう
感動的な行為。
涙が出そうだぜ。
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私はまたここに来れて3Dで見る事ができて本当に幸せである。
私達は何枚も写真を撮り続け
雪がみぞれまじりから雨に変わろうとしてきたので
さっそく大聖堂の中にツキススんだ。
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テレビや雑誌、新聞で見た事があるようなこの造り。
私はなつかしくもあるこの空間を
もう一度なめるように見渡し、シャッターを切った。
ノンフラッシュで。
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壁にはいろんな彫刻があり
中でもこの彫刻が一番強く私の胸ぐらをつかんだ。
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ろうそくが並んだお賽銭??置き場。
かなり風流すぎて極まった。
一体これまで何人の人がここを訪れたのだろう。
どんな気持ちで大聖堂の中で過ごしたのだろう。
私は正直教会とか聖書とかはなにも詳しくなく
日本のお寺様のことすらわからないのに
大きな顔して言う事はできないが
何かを感じれたという事は胸を張って報告したい。
それが言葉や文章で書けなくても
少なくともこの同じ現場を見た人ならわかるはずだ。
ぜひ行った事がない方にはお勧めのスポットです。
それから私達は昼過ぎくらいにようやく朝ご飯を食べに
ケルンの川のほとりのレストランに向かった。
明日のミュンヘンのライブでとりあえずEUツアーが終わりだということで
明日のライブ後はたぶんスケジュール的に余裕がないらしく
私達はミュンヘンのライブの前日に最後の盛大なディナーを楽しんだ。
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コース料理のメインディッシュのステーキ。
皿が大きすぎて肉が小さく見えるが、
こちらの土地ではふつうに250gのでかステーキだ。
しかし、レモンバターって、いいな!!!!
って思った。
やはりミスター味っ子っ子の私はレモンバターには敏感であり
小西和也氏のレモンバター添えのステーキがとてつもなく食べてみたい!
と常日頃から、いつ、なんどきも、かたくなに思って生きて来た。
スッゴイ。
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と、ここでかなりのタイムラグ。
時を超え、もう私は帰国している。
帰りの飛行機の中で残りのブログを書き終わらせようと思っていたが
ちょいと疲れ果て、私は眠っては機内食、眠っては機内食の連続だった。
それではまたスリップしよう。
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ご飯を食べ終えると
みんなで買い物観光に約1時間のフリータイム。
私は「ケルンの原宿」と名付けたこのストリートで
ダウンジャケットとマフリャーとデザインパジャマ?と大聖堂置きものを買った。
そしたらRickyさんがまた行方不明になった!
私達は度々いなくなるRickyさんの姿を探しては見つけ、探しては見つけ、
笑い話になると、私はこないだ聞いたロンドンでの話のように
いずれまた笑えない話になるのではないかとちょいと心配した。
海外での団体行動は大切な事である。これ基本。
やがて集合時間になると車に乗り込み
ケルンに別れをつげてこのツアー最後の植、ミュンヘンに向かった。
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これどこのパーキングだったかな~。。。
わすれた。。。
約6~7~8?時間をかけてミュンヘンのホテルに到着。
私達は酒を飲もうとビールを飲んだが
私はとにかく移動の疲れですぐに夢の中にいってしまった。
おやすみミュンヘン、そしてにっぽん。。
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おはようちゃん!
ミュンヘンの朝。
外はこの旅にいつも優雅に化粧してくれた最後の雪。
赤いレンガに白い雪という絵がとてもメルヘンチックに見えた。
私は朝早く起きると
ラジオのインタビュー編集作業に没頭した。
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その間に買って来て頂いた朝ご飯をみんなでシェア。
肉がとっても肉肉しく、
久しぶりにパサついていない肉汁たっぷりの旨味に
私達は怒号にも似た喜びの奇声を発した。
やがて時間が過ぎ、
ライブ会場につくとそこでびっくりな事が。
なんとこのツアー最後の宿泊場所がここLIVEハウスだというのだ。
おおおおおおお
ライブが終わってその場でワーシャー浴びれて
その場で寝れる!!
キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、ベッドも10個以上備わっていて
とてもキレイな空間。
私達は最後の公演にさらに拍車がかかった。
![$TSUKASAオフィシャルブログ「琥珀の記」Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130301/14/ts-kohakunoki/41/e8/j/t02200165_0640048012439204485.jpg?caw=800)
リハを終え、私はお昼ご飯に最後の力の源の味噌スープとサトウのご飯カレーを頂いた。
もうパンはいらなかった。
レトルトのご飯が食べれればよかった。
でもやはりハムは添えた。
テーブルの素材がかっこいい木だった。
ぜひ渡辺篤史さんに見せたいと思った。
私達は出番までにいろいろチェキを撮ったり準備を進めていた。
すると。。。
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なんと!!日本人スタッフのみんなもメイクをさせられていた。大笑
私はすかさず「一緒に写真撮ってもらってもいいですか~??」
とファン心理というものを理解し、そして笑いをこらえて一緒にぱちり。笑
Y氏とS氏の2人はいつも以上に団結力が上がっていた笑
このお二方のメイクのおかげで私達はステージにあがる直前までモチベーションは最大MAX、
笑顔が途切れることはなかったのである。
また、このあとEUスタッフを含め、全スタッフがダークなメークを施し
最後のステージに臨んだことは、
ひょっとしたらこのツアーで
一番色濃い伝説になったのかもしれない。
そして本番の極まるステージを終えた。。
私達はこのツアーで全箇所、ステージから愛しい現地のマイクローン達と一緒に写真を撮ってきたが
今回はヴィジュアルメイクをした全スタッフ陣もステージに呼び寄せ
みんなで華やかにフィニッシュとなった。
感、極まった。。。
しかし私はとても馬鹿なミスをした。
このファイナルの日に今ツアーで交換したスネアのヘッドにメンバーみんなのサインを入れて
わ~っと投げるために準備してドラムのとこに置いておいたのだが
それを投げるのを忘れた。。
私はステージを降りて楽屋にもどると、
やっちまった感満載でへこみながらビールを飲んだ。
でも、それ以外はツアーファイナルにふさわしい最高に感極まったステージになったと思う。
本当にミュンヘンありがとうありがとう!!
EUありがとう!!
サイン会を終え
私達はもうひとつの楽しみのファイナル打ち上げ会場へ!!
その場所は寝室の隣にある大きな大きな屋根裏部屋。
日本のドラマのワルい連中が溜まり場にしてそうな空間。
バンドボーイ風なその部屋で私達は何本も何本も瓶をあけたのだった。
![$TSUKASAオフィシャルブログ「琥珀の記」Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20130301/14/ts-kohakunoki/d7/29/j/t02200293_0360048012439204487.jpg?caw=800)
気がつくとテーブルは荒々しくいかにもそれらしい風に。
テーブル自体はほんとに良い素材でかっこいい。
ソファも。
私達は記念写真を撮り、旅を振り返り談笑にふけ、
そして未来の話、下ネタの話、沢山時間は過ぎて行き
気付いた時には集合時間の朝6時。
一同はいそいそと帰国への出発の準備をして
飛行機の都合でスイスへと向かった。
ミュンヘン、どうもどうもありがどさま~!!!!
まだくっからな。待ってでけろな!!
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からの最上川。
ではなく、スイスのとても田舎の町の川。
私の住む日本の景色に似ていてこの川を見た瞬間、ああ!舟下りをしたいな!
と思ったのは、残念ながら100%嘘である。
私はとにかく眠くてしょうがなかった。
二日酔いではなかったが、まだまだ昨日のアルコールが身体の血液中で
ヘモグロビンや赤血球と争っていた。
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4時間程ハイウェイを走り、無事にスイスの空港に着くと
私達はスイスのあまりの物価の高さに目玉がぶっ飛び出そうになった。
500mlペットボトルのジュースが600円である。
あい~や。
あいた口がふさがらぬまま
私達は搭乗口に急いだ。
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スイスのべこ。
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そしてツアーのクライマックス。
この時がやってきてしまった。
お別れの挨拶である。
私達は約2週間お世話になったEUのスタッフにお礼とありがとうのハグをし、
昨日ステージで投げれなかったスネアのヘッドを渡し、
最後にみんなで
「だいじょうぶぅ??」
と行った瞬間、EUツアーマネージャーの目がキラリと潤い
私も涙腺が綻びそうになったが
それを日本男児らしくくい止め、
みんなで手を振ってまたの再会を約束してその場を離れ、
飛行機に乗る為の身体検査に向かった。
ありがとうEUスタッフ~!!
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飛行機に乗り込み機内食が配られると
たぶん昨日の本番前以来なにも食べずに腹ぺこだったので
私は野獣のようにそれを食い漁った。
こんなにレトルトがおいしいと思ったことはぬぁい!
というぐらい、腹ぺこは最大の調味料だったらしい。
はたまた実際にクオリティーの高い機内食だったのか。
私は満腹、でもない絶頂感に達すると
滞っていた旅日記を書こうとノートパソコンを広げた。
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一同は一度ロシアに向い、そこで飛行機を乗り換えて成田に飛ぶという行程。
だんだん時差が生じ、雲海の奥に太陽が沈み、いつもより数時間早く夜を迎えた。
と、ロシアにつくと私はおみやげを買おうと店を探していたら
なんとここで最後の伝説が幕を開こうとは誰もが、ひょっとしたらちょこっとは思ってたけど
現実になるとは思っていなかった。
おみやげを買う時間などはすずめの涙もなく
私達はとにかく時間に追われ、ロシアの広大な空港内をひたすらひたすら走った。
重いリュックは走るたびに左右に揺れ、よろめき、息は切れ、物は落ち、汗は滴り、
これを私達は「ロシア乗り換えの変」とよんだ。
誰もよんでないけど。笑
とにかくとにかく焦った。
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なんとか間に合ったものの
たぶん私だけがさらに最後の悪いくじをひいてしまい、
隣の席は
ず~~~~~~~~~~~~~っと延々と一人でしゃべり続ける
ひげ面のたぶんロシア人のおじさんだった。
その人は寝る時以外
ず~~~~~~~~~~~~~~っと、
まじでず~~~~~~~~~~~~~~っと一人で低音ボイスで
結構なボリュームでしゃべっていた。。。
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私はうるさくてかなわない中
注意するのもめんどうだったので
イヤホンをして機内食をいただいた。
そしてそのまま、ブログの続きを書く気力さえも出ず
ひたすら眠り
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最後の機内食を頂いた。
隣では
Yes Yes..!! Oh~Yes!!
いいながらモグモグ食べるおじさん。
私は日本語の吹き替えがついてない、
映画ロシア版の「ニンジャvsアサシン」??だっけな。を見ながら
気を紛らわせてオムレツを食べた。
映画の内容はむろん全く訳が分からなかった。
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やがてスイスから約4時間、ロシアから約10時間のときを経て
ようやくこの独り言おじさんとも別れ、
私達は日本に帰ってきた。
ただいま!!!にっぽん!
外の空気は2週間前と同じく和風だしが効いており
とても暖かく感じた。
そして荷物をまとめてみんなでお疲れさまでしたで締めて
私はひとり喫煙所に向かった。
その時である!
私が気持ちよくたばこを吸っていると
あの独り言迷惑おじさんも、またなにかベラベラしゃべりながら
たばこを吸いに入って来たのである!!
。。。。。。。
なんたる凶運。。。
たぶんおじさんはそういう病気の方なのかも知れないなと
思ってはいたが
ちょっと文化の違いもあり、おじさんのひげとボイスが怖かったので
私はすぐみんなの所に戻り
そして車に乗り込み、
成田空港とおじさんにさよならをした。
Bye Bye(^ ^)/
以上!!
というわけで今回のマイフォ初の海外EUツアーの旅はこれで終了。
メンバーやスタッフのみなさんとも終始楽しくまわれたし
お客さんもとても熱かった。
収穫できたものも大きく、そして今後に役に立つことばかりでした。
本当にまたEUに行けた事は奇跡であり、THE MICRO HEAD 4N'Sがなければ
この経験は絶対にありえないことでした。
EUのサイン会で泣いていた子の気持ちが今終わってみてさらに改めてわかり、
そしてその子達の夢を壊さないようにもっともっと大きくして行く事がアーティストの使命であり
自分たちの夢でもあり、楽しさでもあるんだなと思った。
海外だけじゃなくこの気持ちは日本でも同じで
俺らはみんなの気持ちを背負ってツキススムのみ。
旅日記長文読んでくれてありがたき!
少しだけでも一緒にまわってる気持ちになれたかな~??
としたらこれ幸いです。
書いてて自分でも楽しかったです。
んだればまたの旅日記で会いましょう!!
ma ta ne
んだれば!