素晴らしい音楽と、人と人が文化や風習を超えて分かりあう素晴らしさに今回もやはり涙してしまいました
もはや病気?と思ってしまうくらい、私には心に響く作品のようです
さて、今回の注目ポイントは日生劇場と梅田芸術劇場メインホールでの演出上での違いでした
やはり初日レポであったように、王様の登場シーンでは見切れ席を配慮して少し位置を比較していたように思います
そしてもう一つはアンクル・トムの小屋のお芝居の中で犬が出てくるのですが、日生ではエプロンステージ(宝塚で言う銀橋部分)から蓋が開いてバンッと出てくるのですが
梅芸では舞台の下手から順に出てきます
迫力的には日生のほうが客席に近い分、ドキッとしたり怖く感じたかなと思います
ただ、日生劇場で初めてあの異国情緒満載の大きなセットを見た時に、これは梅芸の方がサイズ的に合うだろうと思ったのですが、実際見てやはりそう思いました
私はレトロでどこか懐かしい感じがする日生劇場が大好きなので、圧倒されそうに見えたあの感じも好きだったのですが
劇場の大きさからいうと梅芸でちょうど良いなぁと感じました
それらの違いはあれど、キャストの皆さんの熱演は変わらず…今日も大感動でした🥺
1幕はなんと言っても王のお子達のお勉強の場面で、アンナ先生の歌が始まるとどうしても涙が止まらなくなります
あの歌詞とメロディーがそうさせるのでしょうか?
そしてうっとりする程美しい王様とアンナのシャルウィダンス💃
終わった時の拍手と言ったら…!!
あとアドリブ的なところでは、ラムゼイ卿(中河内雅貴さん)が到着した時に王にひざまづいて報告するクララホム(小西遼生さん)に、王が立てとこっそり指図するところで、今日は手をヒラヒラさせていたので、それをクララホムが真似をしてヒラヒラさせて客席からクスクスと笑いが起きていました
あ、子供達に雪について説明するシーンで、アンナが王様にジェスチャーするところも毎回笑いが起きていますね💓
北村さんは関西出身の方なので、威厳を保とうとしつつおかしみを出すというのが上手いなぁといつも見ています(笑)
子供達の愛らしさも益々増していて、今日はドラゴンチームの大阪初日だったらしく、私はこのチームはご縁があって3回目になりますが、愛おしくてもう直ぐお別れかと思うと寂しいです🥺
それからひらめちゃん(朝月希和さん)の復帰
ちらっとだけ代役の方のタプティムも観てみたかったと思いましたが、やっぱりそれぞれ本役として元気に復帰されて本当に良かったです♪
そしてアンナ先生、変わらず凛として美しく、頑固でお茶目で可愛い女性でした
少し寂しいのはしもべソングで日生の貸切公演の時に元気が良すぎて最後にベッドにダイブしたらスカートが完全に捲れて、中の下着?が丸見えだったのが最近はお淑やかになってしまったこと🤣
今日も座ってからヘタっと寝そべる感じでしたね☺️
王が亡くなるシーンは益々厳かになり、以前映像で見た時はあまりにもあっさり感じてしまったのが、一つの時代の終わりと新しい王の誕生…という瞬間を見届けたような感覚に感動…🥺
こんなに大好きな作品があと1回(観劇が)で終わってしまうのが寂しくて既にロスになりそうです
今日カーテンコールではヒューという歓声も上がるほどもの凄い大歓声で…
とても嬉しそうな北村さんを見て、どうかこの舞台を引き受けて良かったと、そして再演の話があったらぜひ引き受けて下さいと心の中で願ってしまいました
家に帰ったらすぐに現実に引き戻されるので(苦笑)帰りがたいけどそろそろ帰ることにします(笑)
公式Xに載っていた画像が素敵