早めに色々やろうと思いつつ、結局毎年この時期は焦っている割に進んでいませんアセアセ


今日は年賀状をおうちプリントで延々と稼働してなんとか終われそう…


さて、昨日の続きですが、今年1年観劇(配信も含め)した宝塚作品の中から、観劇出来て良かった!もっと観たかったと思った作品3作を…


(というか感想を読んで下さっていた方ならとっくに予想がつきそうなものですが😅)


一つ目はやっぱり月組🌙『グレート・ギャツビー』です


残念ながら公演中止になってしまい、2回分のチケットが飛んでしまったので、貴重な劇場での1回と、配信を2回の3回観れましたが、それでも本当はもっと観たかった😭


とにかくそれぞれのキャストが嵌っていて、特にギャツビーを演じていたれいこちゃん(月城かなと)と、恋敵であるトムを演じていたちなつちゃん(鳳月杏)のバランスが素晴らしすぎましたキラキラキラキラ


瀬奈じゅんさんのグレート・ギャツビーが好きすぎるが故に、フラットな気持ちで観れるのだろうか?という心配があったのですが


れいこちゃんのギャツビーはじめ月組の皆さんの芝居に引き込まれ、新たなギャツビーとして心底感動しました


ある意味再演というのは初演より難しいと思っていて、人気演目であればあるほどプレッシャーが大きかったと思いますが


過去は過去として、今回のギャツビーが大好きになりました


よくよく考えたらギャツビーってストーカーも良いところだし、現代に置き換えるとキモい人かもしれないけれど、見目麗しい純朴な青年が宝塚ただただデイジーへの愛に生きた人生にほろりとさせられました


対してこれまでは単に我儘で自分勝手な男性だと思っていたトム・ブキャナンでしたが、ちなつちゃんのトムはスマートで上流社会の男性とはこういうものなんだと思わされて


普通に生きていてある日、妻の元恋人がいきなりやってきて横取りしようとしたらそりゃ怒るよね…と感情移入してしまう始末😅←完全に贔屓目笑


小池先生が場面を新たに作って下さった、踊り子にプレゼントを届けてカツアゲされるシーンでのスマートさにときめいてしまいました❤️


両方素敵な男性だったからこそ、緊迫感があってより厚みのある作品になったと思います


ずっとギャツビーに寄り添って物語を進行する役目を担っていた風間柚乃くんのニックも自然体で、唯一見る側の気持ちを代弁してくれる存在で嵌り役でしたよね


海ちゃん(海乃美月)のデイジーは私には少しイメージが違ったのですが、(そもそもデイジーという役はハードルが高いのであせる)やはり実力ある人なので、芝居で見せてくれました


このまま月組のメンバーが変わらないのなら、来年もう一度上演して欲しいと願ってしまうほどですが、大事なジョージ・ウィルソン役の光月るうさんが退団されてしまうので、やはり舞台は一期一会…なんですね😔


二つ目は雪組❄️『蒼穹の昴』です


実は1位2位などと順番をつけなかったのは、甲乙つけ難いほどこの蒼穹の昴にハマったからです


やはり劇団の力の入りようが手に取るように分かる大作でした


まず原田先生だし笑賞を取りにいっちゃう!?みたいにスタッフ陣も素晴らしいし、専科さんも6人?投入してこけるはずもない…のですが


そのプレッシャーに応えるべく、咲ちゃん(彩風咲奈)達雪組の皆さんの芝居に感動しました


今回でご卒業のひらめちゃん(朝月希和)も、役柄的には可哀想との声もありましたが、お人柄が滲み出るような寄り添うような心根の優しい玲玲は、ひらめちゃんでなければ演じられなかったと思います


そして全力で文秀に対する弟のような春児を演じていたあーさ(朝美絢)


どん底のような貧乏な暮らしから抜け出そうと必死で生きていく姿や一つ一つの台詞に何度も涙腺を刺激され、最後まで文秀に対して純粋な姿に涙が溢れました


それから前作から雪組の仲間入りをした和希そらくんの順桂も印象に残る演技とそしてやっぱり歌声が最高でした


肝心要の西太后を演じた一樹千尋さんはじめ挙げたらキリがないほど、専科の皆様の役割も大きく


例えるならベルサイユのばらで各組からスターが特出した時のような贅沢さでした


中止にならず2回も観れたのはラッキーでした


そして三つ目は星組⭐️『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花』です


こっちゃん(礼真琴)とれいちゃん(柚香光)はコロナ禍と同時にトップ就任だったので、コロナの1番不安な時期は生観劇を控えていたのもあって、なんとこの作品でやっと生で初めてトップ姿を観れました


配信はいくつか観ていたものの、劇場で体感したこっちゃんは歌声だけでなく芝居でも感動させてくれる素敵なトップさんになられていて


やっぱり生で観るべきだな〜と今更ですが実感しました


そしてみりおちゃん(明日海りお)の産んだ覚えのない娘笑のひっとん(舞空瞳)も、いつの間にか頼もしいトップ娘役になっていて


やっぱり立っているだけでパッと華やぐ華やかさがある娘役だなぁと…


来年の1789ではオランプになるかもしれないけれど、私はマリーを演じて欲しいと思いました


せおっち(瀬央ゆりあ)の骨太なジャラルッディーンも良かったし、ありちゃん(暁千星)の星組生としての姿も観れて


そしてあかちゃん(綺城ひか理)の活躍も凄く嬉しかった…!


明日海さんが宝塚を卒業されてライトなファンになりましたが、宝塚は宝塚でやっぱり夢を与えてくれる場所だなぁと思った1年でした


細々とですが、私なりに来年も楽しませて頂きたいと思っています♪