見る度に発見があり、まだまだ語り足りないです
思えば初回観劇の時も自然なお芝居に歌も上手くて、どこかの劇団の女優さんかなと思っていたのですが…
笘篠ひとみさん、元花組の姫歌ひな乃さんだったんですね
とはいえ、失礼ながらあまり記憶が残っていなくて調べてみたら、『新源氏物語』で退団されていたんですね…
ということは、みりおちゃん(明日海りお)とも何作かご一緒していた組子さんだったということですね
いやぁ…本当にうっかりしておりました
宝塚版ではマーゴットには妹と弟がいたのに対し、今回はマーゴットはひとりっ子設定のようで、よりアラン(千葉雄大)とマーゴットのお芝居が印象的になっています
原作でもちょっと嫌な女の子の役で、宝塚版では城妃美怜ちゃんが好演していました
みれいちゃんもかなり悩み、小池先生に叱咤されながら最後は褒められるまでの演技になったようでしたが
アランが孤独になればなるほど、ポーの一族としてエドガーについていく決心をすることへの説得力が生まれますから
母への絶望感もですが、このマーゴットも重要な役どころですよね
歌も父母とハモるほんの少しだけですが、上手いなぁと思っていたら、宝塚に入る前から数々のミュージカルに出ていたんですね
役としては好きになれない女の子ですが(^◇^;)
外部で生き残るのは厳しいという話をよく聞くだけに、本当に素晴らしいなと思いました
それからもう1人元宝塚月組男役、麗奈ゆうさんこと美麗さん
なんとれいちゃん(柚香光)達と同じ95期でした
今回はマダム・ビゴー、コベントガーデンの場面?の果物屋さん、村人などを演じていらっしゃいます
個性的で一度見たら忘れられない印象的な美人さんですが、現在モデルをされているとか…
プログラムを見ると、れいちゃんが女の子に戻ったらこんなお顔なのかなーと、似ていませんか
この前田中なずなちゃんがインスタで全身ツーショットをあげていて、抜群のスタイルを披露していました
こんな風に宝塚OGの方が活躍されているのを見るのは凄く嬉しいですね
今回はOGが多め…というのは、作品がヴァンパネラもので美を体現出来るタカラジェンヌが必要で、特殊だったからに過ぎないと思いますが
卒業したからこそ、学年を超えて涼風真世さんと共演できたり、在団中なら不可能な組を超えての共演も可能になるという…
まさに一期一会の夢の共演ですね。