今日は朝からインフルエンザの予防接種を受けてきました
今年は既に流行り始めているようですから、皆様もお早めに…
前回その4では、みんなから明日海りおさんの好きなところを挙げてもらっていましたが、今度はみりおちゃんからみんなのここが好きだよっていう言葉がありました
ただ、文字起こししただけでは分からないと思われます
言葉を掛けてもらっている時のその人にしか分からない、多分新人公演のお稽古の中でその都度掛けてもらった言葉や、明日海さんとの関わりの中で、言葉にしない部分でもうんうんと涙ぐみながら聞いている様子が見られましたので…
明日海さんのその人への言葉の全てを受け取れるのは、やはり本人だけなんだと思います
ということでいきます(笑)
聖乃あすかちゃんへ
「いつも控えめな印象が強かったのが、最近意外だったのが、(自分が)退団すると組子に話した時、「い゛や゛だ〜
ほ゛ん゛と゛にい゛や゛だ〜
」って感情が溢れている時とか、そういう面も見れて嬉しかった。舞台もどんどんパワフルに、普段もおとなしいだけじゃなくて元気でいてくれるようになったのが、凄く頼もしいなと思う。
でも本来の良さはそのままで、礼儀正しく堅実に頑張って欲しいなと思います。」
という話を聞いている間にも涙目になるあすかちゃん(笑)つかさくんに肩をポンポンしてもらっていました
帆純まひろくんへ
「表現の幅が自由な…柔らかくない?(と皆に尋ねる)心が…それが凄く舞台人としてとても向いていると思う。歌ったり踊ったり芝居する時も、心が固まってしまうより、動く感じが凄くいいと思うので、それを失わずに楽しくやって欲しい。…自信持って欲しいなって思う。もっともっと自信持って、自信家さんになってもいいくらいだと思うよ。」
自信持って欲しいという言葉が1番ほってぃの心に響いたのか、ここでグッと来ている様子でしたね
自信ないです…と蚊の鳴くような声で答えるほってぃ
「でも自信あってももっとこうなりたい
ってなれないけど、よしって自分が安心して…ってそんなの私も無理だけど(笑)でも楽しく、あれもやりたいこれもやりたいってしてれば、絶対その努力も苦にならず成長していけると思うから、頑張って下さい。」
飛龍つかさくんへ
「つかさはもう…本当にロミオとジュリエットの時は最下級生だったのに、こんなに頼れる上級生になって、発声とかがさ、ここまでしっかりしたのとか、見せ方とか芝居の作りとか、やっぱり自分の力だと思う。自分が誰に言われてとかじゃなく、自分の中でのやりたい
とか、危機感とか…だから凄いメキメキとやってきたんだなと思う。でも本当にいつも、舞台でも普段でもいつも気にしてくれて、明るく…ちゃんとツッコミもしてくれるし、色んな形で助けになってくれてありがとうございました。
ねー、でもこういう人がいてくれると、組に…(泣きそうになるつかさくんをみて)いっちょ頑張って(笑)」
ここで更に泣かせる言葉も言えるところを、あえて涙、涙になるのを避けて笑いに持って行くところがみりおちゃんなんですよね〜
でもつかさくん、本当にコツコツと努力を重ねてきたであろうことは、客席から何作も見ていれば分かります。本当に助けになってくれて…という言葉は本物ですよね
そしてその日々の努力を、トップ自ら気付き褒めてもらえたことは、とても嬉しかったのか、つかさくんも涙目になっていましたね
つかさくんからは「はい、いっちょ頑張ります。はぁ〜最高の誕生日プレゼントです
」と
なんとこの収録日はつかさくんの誕生日だったそうです(笑)おめでとう🎊🎉㊗️
綺城ひか理くんへ
舞台の袖とかで喋っていても本当にリラックスさせてくれるの。←この一言が凄く嬉しかったみたいで既にウルウルなあかちゃん
「みんなが気を遣ってくれる、緊張させてしまうのが凄く嫌なんだけど、逆にリラックスさせてくれるのが凄く嬉しかった。だし、あかさんの個性みたいなのが、花組でだんだん定着してきたのが、きっと星組に行っても…最初は分からなくなったりすることもあると思う。みんなもそうだけど、あなたらしくとか自分らしくって言われても、それってなんなんだろうって、みんなが思う自分らしさって…自分ってこうっていうのがまた違うかもしれないけど、やっぱり新しい仲間とさ、絆を作っていくって素晴らしいことだから、絶対組み替えして良かった
ってあかさんが辞めるときに…やめる時…わかんない、また組み替えするかもしれないもんね
だからそういう風に思えるように成長してくれるのを楽しみにしてるよ。」
「はい、頑張ります
」と泣きそうになるあかちゃん
組み替え経験ありで、もがいてきたトップさんの言葉だからあかちゃんにとって何よりのエールになったことと思います。頑張れ
あかちゃん
優波慧くんへ
「一緒の公演に出ることが多かったじゃん。」と明日海さん
「はい、ごめんなさい、すみません」と、みりおちゃんからの言葉掛けから既に泣きそうな、いや泣いていた優波くん
「(一緒の時が)多くてさ〜、(泣いてる優波くんの背中をさすりながら)だからすっごい優波に支えられてたんだなって、アリーナの時かなぁ…思ったの。あんまり別だったことってなかったんだけど、曲と曲の間の掛け声、ヒューっとか優波の声がない、なんか不思議。あとコーラスとかに優波の声がないのが、なんか不思議で…そうやって思い返してみたら、いつだってこうやって上級生になっても、いつだって誠実でいつだって全力でさ、上級生に対しても下級生に対してもいつも丁寧にさ、繋いでくれてたのいつも…上級生とあと下級生を。で、公演に取り組む前向きなパワーの核にいつもなってくれてたなって、アリーナの時に感じた。だから本当にありがとうねって思う。
でも新人公演やってた頃は、凄い真面目っていうか体格も似てるしさ、凄いよく分かるなって思うところもあった。でも最近ではみんなに可愛がってもらえる地位を確立してきて(笑)なんか安心(笑)だから自分が本当にいいなって思うものを信じて、舞台を作って欲しいなって思います。」
「なんかみんなに凄く偉そうに言ったけど、本当にみんながいたから私は楽しく…楽しくっていうか自分に集中して舞台が出来た訳なんです。本当にしんみりしちゃうけど、本当に今までありがとうございましたー
(と、ちょっとおどけてお辞儀)これからも頑張ってね〜

いつも…いつもは無理だけど、観に行った時は見守ってるよ。」
いつもは無理だけどっていう最後の言葉1つとっても、発売前で詳しく言えないですが、歌劇の明日海りおを送る言葉の中の上田久美子先生のお言葉からも同じことが言えるのですが、絶対に出来ない適当なことは言わないし、美辞麗句で取り繕うことはしない人なんですよね。
最後に、みりおちゃんの月組最後の公演『ベルサイユのばら』の、宝塚ホテルで行われたお茶会で、月組で一緒にやってきた仲間たちとお別れするのは寂しいけれど、また花組で新しい仲間と絆を深めて頑張っていきたいと話していたみりおちゃん
そしてこのコーナーの下級生たちとの屈託無い笑顔の真ん中にいるみりおちゃんの嬉しそうなお顔
世の中辛いこと、悲しいことも多いですが、宝塚には夢があるから沢山の方がそのひと時の夢を求めて足繁く通うんですよね
その中で、舞台も人との関わりも、何事にも誠実に取り組んでいけば、こんな素晴らしい人間ドラマが見れるんですよというものを、この数年間、明日海さんを通して見せてもらいました
こんな素敵な関係性を見せてもらったら、やっぱりご贔屓様が卒業されても、細々とでも関わった人たちのその後を見続けたいと思ってしまいますよね
あかちゃんが行った星組も、明日海さんの可愛い教え子たちを見る為に花組も、見続けていこうかなと思っています。
あ、関わった人たちは全組に渡るので、結局全組なんだかんだ観に行くことになりそうです(笑)