今日は先日録画したNHK BSプレミアム花組公演『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』を見ました
メサイアと同じく神カメラワークなので、あんなに見たにもかかわらず、新鮮に楽しむことができました
そして改めて、昨年のこの公演の頃の花組はスターがひしめき合っていて、まさにタイトル通り百花繚乱な花組だったなぁ…と
今は、みりおちゃん(明日海りお)の退団を控えているので、ちょっとセンチメンタルな気持ちになってしまいますが
また傷が癒えた頃に見たら、なんて豪華な顔ぶれだったんだろうと、興奮して見ているかもしれません(笑)
あ、断っておきますが、だった…と過去形にしているのは、今は豪華ではないと言っている訳ではありません
どんな花も、満開の花を咲かせるまでには蕾になる前の準備段階があり、少し芽吹き始め、まだ青い蕾が柔軟になり、そして花開く…
今の花組は、新たな時代を迎える世代交代を迎えようとしています
今しか見られない魅力がある…と思っています
毎回、このメンバーは今しか見られないと…ずっと続くものではないと肝に命じて見て参りましたが
このショーの後半なんかは本当に尊いとしか言いようがありません
ゆきちゃん(仙名彩世)が男役を引き連れて始まるS'Wonderfulからの流れが洗練された格好良さがあり、何度見ても大好き
特に明日海さんと男役中心のシルクハットにケーンの場面から、大階段から白い衣装の娘役さん達が降りてきて…の流れとかこれぞ宝塚ですよね
その後また男役だけで踊るところも、軽快なダンスでとってもお洒落
花美男子もそれこそ青い蕾の魅力があるんだけど、私は古き良き宝塚らしいものが好きなので、この後のETERNAL GARDEN TAKARAZUKAの場面が好き
明日海さんのクラシカルな美しさと、娘役さん達の可憐で華やかなダンスが最高に美しくて…
そしてあの歌はやはりこの時を予言していたんですよね
当時、そうは思いたくなくて何度も自分の中で否定していたけれど、もうみりおちゃんのその時のために書いて下さったとしか思えない歌詞とメロディーです
少し前に、ダウンロードしたこの歌をうっかり聴いてしまい、涙が止まらなくなりました
なんて素敵な歌を作って頂いたんだろうという感謝の気持ちと、もう横浜で歌ってしまったので、もしかしたらサヨナラショーで歌わないかもしれないけれど
このメロディーを聴いてしまったら、条件反射で涙が出てしまいます
こんなに美しくて壮大な歌、歌詞を変えて今後タカスペとかで他の方が歌うことってあるんだろうか…
この歌は明日海さんのための歌として残して頂きたいなぁ…
なんだか取り留めのない話になってしまいましたが、
BEAUTIFUL GARDEN 、素敵なショーでしたね
最後のショーだから楽しみ…と言いたくないけど、シャルムも良いショーだといいな…