みりおちゃん(明日海りお)もVISAメッセージで仰っていましたが、花組はここのところずっと重い作品が続いていたので、誰も根っからの悪人が出てこない今回のようなお話は、肩が凝らなくて楽しめると思います

 

 

正直、ストーリーとしてはここはどうなんだろう?とか考え始めたら負けです笑

 

 

前回のメサイアは一応実話ですし、見終った後ズドーンと気持ちが沈んでしまうようなお話でしたが、それとは真逆の軽~い話です

 

 

考えてみたらカサノヴァを真剣に作ったとしたら、相当ドロドロしてしまいますし、それこそスミレコードぶっちぎりになってしまうので、楽しい方向性で間違いないのだと思います

 

 

クローバーそれではまだ1回しか観ていませんが、ざっくりと登場人物の感想を書きたいと思いますクローバー

 

 

クローバージャコモ・カサノヴァ(明日海りお)

 

あれだけ惚けておきながらしつこく書きます笑

ぶっちゃけみりおちゃんファンは、この方の姿に見惚れている間に幕が下りてしまいます汗それ位、ずーっと眺めていたいような素晴らしいビジュアルラブラブラブラブ

有村先生のお衣裳がどれもよく似合っていて、髪型も地毛かと思うほどナチュラルで、2階席から見ても完璧・・・ラブラブ色合いといいウェーブのかかった感じも、少し浅黒い肌にぴったり合っていて・・・・ピンクハート

右耳かな・・・ピアスしてますよねラブラブ本当にお洒落さんなカサノヴァ様ですハート

で、完璧な容姿なのにチャラくて常に女の子に囲まれている。←何度か女性達に囲まれますが、強火明日海担の凜ちゃん(凜乃しづか)が気づいたら超間近にいます爆

女性だけじゃなく、一緒に行動していたもじゃもじゃ男笑にも、父親(保護者)にも愛されてしまうという設定も、あの容姿、そして嫌みのない言動から凄く説得力を感じました。

そもそも宝塚では主演者に似合うからということで宛てられているのですから、当然といえば当然ですが、稀代のプレイボーイ カサノヴァ、今回もまた当たり役と言えますよね。

馬車のシーンが超楽しくて、みりおちゃんのこんなとぼけたお芝居をまた見ることが出来てラッキーでしたラブラブ

あと終始一緒にいるバルビ神父との掛け合いも楽しいし、スカーレットピンパーネルに出てくる某場面のような〇〇シーンもあります。私は知らなかったのでちょっとビックリ楽しかったです笑

カッコ良かったり面白かったりで変幻自在です。お楽しみにラブラブ

 

クローバーベアトリーチェ(仙名彩世)

 

カサノヴァも最高に魅力的な人物でしたが、ベアトリーチェもまた最高に魅力ある女性で、みりおちゃんがゆきちゃんに合っているとインタビューで答えていた通り、一挙手一投足に目が離せないくらい、真っ直ぐで明るくて冒険心もある可愛い女の子でした。こんなゆきちゃんが観たかった。生田先生、グッジョブです!

初日映像でも流れましたが、ボンジョルノルンルンと歌う歌が、これからの自由な人生に希望を持って歌う歌が、宝塚の卒業を控えたゆきちゃんと重なり、あ~こういう役で良かったな~と心から思いました。生田先生の愛を感じました。

ゆきちゃんも素敵なお衣裳が一杯ですが、どれも本当に可愛くて・・・ラブラブ

馬車のシーンの色鮮やかなお衣裳も可愛いですが、やっぱりポスターの水色の衣装が最高に素敵ですキラキラキラキラ

それにしてもこんな素敵な歌の数々を歌いこなすゆきちゃんの美声が聴けなくなるのかと思うと、明るい歌なのに切なくなってしまった私・・・・(重症)

 

クローバーアントーニオ・コンデュルメル・ディ・ピエトロ(柚香光)

 

喜歌劇ということなので、きっと黒い役とはいえちょっと抜けた人なんじゃないかと睨んでおりましたが、やはり・・・・でした笑

ビジュアルは完璧なのですが、心底の悪人ではなく憎めないところもあり、なんか可愛いのですピンクハート

部下が頼りないせいもありますが、いつも肝心のところで逃げられてしまうコンデュルメルさん、奥方が病みそうな位闇を抱えているだけに、そんなことしてないで奥さんをもっと大事にしてあげて・・・と一番思いましたね苦笑

この役は例えるとすると、スカーレットピンパーネルのショーブランのような役割かなと思いますが、今回はアチア氏の楽曲提供ということもあり、トップコンビとちなつちゃん(鳳月杏)の歌に比べられるとちょっと分が悪いな・・・と感じました。れいちゃん頑張れ~汗

でもフィナーレナンバーではゆきちゃんとの歌唱指導で豪華な衣装が似合っていて超素敵ですし、初日映像で流れたカッコいいダンスナンバーがありますから、そこは必見だと思いますWハート

 

クローバーコンスタンティーノ(瀬戸かずや)

 

始まる前は全く想像がつかなかったあきら君の役ですが、コンデュルメルと企んで・・・・と展開していくのですが、野心を持った男なのに途中からあらら・・・・そうなっちゃうのね笑という、これまた憎めないというか、むしろ愛おしいような存在になっちゃいます苦笑

蘭陵王を見れていないのですが、それに近いと仰る方もいますが・・・似ていますか!?

あとフィナーレのダンスナンバーは文句なくカッコいいですWハート

 

クローバーコンデュルメル夫人(鳳月杏)

 

あまりの絶賛振りに、見る前から楽しみにしていたのですが、登場した瞬間の存在感にあ!と思いました。

これが前作で極悪非道な松倉勝家を演じていた人かと思う程の優雅な身のこなし、そして男役なのにあのソプラノ!びっくりですびっくり

この作品の中で、本当に一人重い役割を背負わされたコンデュルメル夫人。ひたすら可哀想な人です・・。

この夫人だけこの物語の中では特殊で、夫人のお部屋が凄くインパクトがあって苦笑

僕ちゃん達はあれは猫が人間の姿に変えられている設定なんでしょうか!?

一瞬、夫人とその僕達というフィギュアを売ればいいのにって思いました笑(僕ちゃん達の衣装も可愛いんですラブラブ

真面目な話、個人的にはいっそのことカサノヴァさんと同じくコメディー設定で絡んで欲しかったけれど・・・汗

あ、でも絡みが全くないのかと思ったけど、最後の最後にありましたよチョキ

 

クローバーマリノ・バルビ神父(水美舞斗)

 

今回、マイティーがとっても美味しい役で、最初の場面からずっとカサノヴァと一緒にいるし、設定がとにかくインパクトがありますよね。

宮殿でベアトリーチェと侍女たちが、カサノヴァってどんな男!?と似顔絵を描いていた時に、悪人だからコンな顔よ!と描いた似顔絵がまるでバルビ神父で客席爆笑でした笑もじゃもじゃと言えばバルビ爆  笑

みりおちゃん、マイティー、ゆきちゃん、べーちゃん(桜咲彩花)との馬車のシーンが最高でしたラブラブ

でもマイティーには歌のソロがなかったですよね?上手くなってきているのに勿体ないなぁ・・・。

 

 

感想はまだまだ続きます・・・・・