九份は絶対に夜にかけて行くべき、と台湾旅行の達人のお友達からの言葉通り午後遅めに出発
行かれた方はよく御存じだと思いますが、行き方は様々でタクシー、電車、バスetc・・
私達は乗り物に酔いやすい子供の事を考えて、電車で行く事にしました
スタートは台北駅、巨大な建物の中は更に大きさを感じさせるものでした
ちょっとびっくりしたのが、この大きな広場には多数の方々が床に直接座って休憩していること
日本だと若者はよくそうしていますが、年配の方も普通に座っていらっしゃいました(^_^;)
お国柄を感じて見回してみると、見覚えのあるポスターを発見
こんなところでお目にかかれるとは思ってもいなかったので嬉しかったです
そして乗り換え駅である瑞芳まで電車の切符を買う事にしたのですが・・・
窓口に並ぶ長蛇の列に、気が遠くなりそうになり
パパに並んでもらっている間に、自販機のほうに行って路線図を眺めていたら・・・
「きっぷ?どこ?」と見知らぬおじさんが声を掛けてくれました
駅の名前を指さしながら説明すると、「下にもあるよ」と言って案内してくれました
そして券売機で調べてくれたところ指定席がないことが判明(やはり九份へは混んでいるのですね)
立って行く事でOKし、切符を買ってもらいました
親切なそのおじさんにお礼を言っていざ出発
台湾では電車の中で飲食禁止だそうで、見つかったら罰金と本に書いてあったのですが
乗り込む時に、マクドナルドのポテトを食べながら乗り込む夫婦?カップル発見(笑)
なんとなく印象に残っていたのです(のちほど出て来ます)
そして電車の中は本当にすし詰めのぎゅうぎゅうだったのですが
指定席のない私達は電車と電車の間(なんて言うのかな?)に立っていたのですが
ゴウゴウと音はうるさいし、そこは冷房が効いていない為凄く熱くて
ふと中を見ると、指定席のない方々も冷房の効いた中で立っているのです
真面目な日本人(ほんとか?)の私達は、そこでやっと中でいてもいいというのが分かり
中で立っていることにしました
すると、さっきのポテトの女の人が、どこまで行くんですか・(と多分言ってたと推測)と聞いてこられたので
台湾語のガイドブックを片手に色々お話しました(といってもゼスチャー多し 笑)
この間、周りに座っていた方々も私達に色々話かけてくれて・・・(多分子連れだったからかな)
九份で美味しいお店もいくつか教えてくれました
カズミボーイ先生もブログで「台湾の方々の優しさ」について書いておられましたが
電車のチケットを買った時もそうですが、これがこの国の方々の温かさなのだと実感しました
瑞芳の駅では、そのポテトの方(笑)も降りられたのですが
タクシー乗り場まで案内して下さって、もう至れり尽くせりだったのです(ノ_・。)
あまりに感動してしまったので、ここで一緒に記念撮影してもらいました(もちろんここでは看板だけ)
タクシーに乗ってからも、なんだか涙が止まらず子供に突っ込まれる始末(笑)
前日の明日海さんの(大歓声に対しての)感動の様子を思い出し
明日海さんは舞台を通して、台湾の方々の温かさを感じ・・・
私達は、旅を通して台湾の方々の優しさを感じる事が出来たのです
九份へ到着して撮った写真です。この景色が見たかった
台北市内でも良く見かけた日本のコンビにがここにも・・・(笑)
ちょっと画像が曇っていますが、お店が並ぶ細い間を歩きます
ポテトの人(名前・・笑)に教えてもらったお店の1件目に入ると・・
ここはお魚のすり身で作ったスープが美味しいお店で、お勧め通りあっさりしていて美味しかったです
その近くには、日本でもお祭りで馴染のあるべっこう飴が・・・
もっちりした透明の生地の中に、紅麹で色づけしたお肉(何肉か分からず)が入っていたのですが
ちょっと見た目もグロテスクだったのと、周りは甘味があるのに中はお肉というのが子供にはダメだったみたい
途中の展望台?みたいな?ところでパシャリ(細い道路に黄色いタクシーが沢山
)
やっと一番上にあるスイーツのお店に到着(ここもお勧めのお店で美味しかった~
)
下にはかき氷が入っていて、あずきやもちもちしたおだんごや、お豆が一杯入っていました
さて、いよいよ「千と千尋の神隠し」に出てくるお茶屋さんが見えてきました
やっと着きました湯婆婆のいるあの建物です(モデルになっただけですが)
しかしどこから湧いてきたの?という位の凄い人・人・人
凄いでしょう~
で、私達は台湾旅行の達人の教え通り、迷わずその向かいのお茶屋さんへ・・
このお店で日が暮れるまでお茶しながら過ごすのが醍醐味なんだとか
ラッキーなことに、2階席でしたがテラス席が空いていました
ここやかんに入っているお湯がなくなるまで何度もお茶が楽しめます
このお店からの眺めは最高でした
前方には海が広がり、向い側にはあの有名な「阿妹茶摟」が・・・
夕暮れが近づくにつれ、海に浮かぶ船に灯りが灯ります
そしてこちらもまた、時間とともに灯りが・・・
この海と阿妹茶摟との間も情緒があって素敵でした
でも一つ前の写真を見ると分かりますが、お店の下は凄いことになっていまして(要するに大混雑)
この人ごみを抜けるには相当時間がかかりそうという訳で、帰ることにしました
やっとの思いで、タクシー乗り場まで戻って、瑞芳駅まで戻ろうとしたら・・・
台北までの長距離でないと、どのタクシーも乗せてくれず・・・
途方に暮れていたら、日本人の若い女性3人組が声を掛けてくれて
お互い台北まで帰ると分かったところへ、タクシーのおじさんが・・・
「たいぺい、相乗り、一人200元」と(笑)←グッドタイミング
これはいいと意気投合して台北までご一緒することになりました
そして更に楽しい思い出になったのが、このタクシーの運転手さん
凄いスピード、違反運転の嵐である意味命がけのドライブだったのです(笑)
高速道路は飛ばすし、反対車線に入ってでも前方車を抜かすし(笑)
あげくの果てには、緊急車両しか(パトカーか救急車ね)通らないところをスイスイ(笑)
で、あまりの怖さに「運転手さ~んスローリ~
」と頼んでも
「わっはっは、だいじょうぶだいじょうぶ~」って(笑)
いや・・・大丈夫じゃないから(>_<)
とまぁこんな調子でカーチェイスなタクシーでなんとか無事に到着しましたが
タクシーの中で色々お話していたのですが、その3人の若いお嬢さんのうちの一人は台湾在住の方で
そのお友達を訪ねて博多からいらしてたそうです
これは車窓から見えた台北101
台湾へ来て、本当に沢山の人達と触れ合う事が出来ました
ツアーではなかったのですが、「人と触れ合う」オプションがついていたようです
台北市内の洋館が綺麗でした