2025/9/3からオーストラリアへ行ってきました。

もう1ヶ月も経つのに、まだオーストラリアネタでブログ書いてますびっくり

 

オペラハウスといえば、シドニーの象徴です。

その姿は美しく、まるで海に浮かぶ帆船のようです。

オペラハウスは1959年に着工し、紆余曲折の末工事は大幅に遅れ、1973年に完成しました。

そして2007年、世界遺産に登録されました。世界で最も建造年代が新しい世界遺産です。

 

 

 

 

 

オペラハウスはシドニー湾に突き出した岬、ベネロングポイントに建っています。

イギリスからの入植者が来るまで、この地はアボリジニのエオラ人が住んでいました。

✴︎ベネロングポイントは、入植者のイギリス人がつけた名前で、エオラ人はTubowghuleと呼んでいました。

 

彼らはこの地で少なくとも2万年前から暮らしていた痕跡が残っています。

この地で漁をし、集会を開き、儀式を行い、彼らには彼らの文化がありました。

1788年、イギリスの軍人がシドニーに上陸した時には、

浜辺には、長い間エオラ人が捨ててきた牡蠣の貝殻が広がっていたといいます。

 

その後、土地の奪取や天然痘の流行、強制移住などが行われ、彼らの文化や言語は失われました。

 

その時いったい彼らはどんな気持ちだったでしょう。

わずか200年余り前にやってきたイギリス人によって、何万年も続いていた暮らしがあっという間に変わってしまったのです。

 

シドニー湾を船で走っていると、岬の先にオペラハウスが見えます。

彼らは毎日この海で漁をし、風に吹かれてその岬を見たことでしょう。

 

シドニー湾に吹く風の中に、彼らの魂の叫びが聞こえる気がしました。

 

 

 

 

 
オペラハウスについて調べていても、その建設がどんなに困難だったか、という記述はたくさん出てきますが、

それまでそこに住んでいた人々のことに触れているものはほとんどありませんでした。

 

日本の沖縄や北海道なども思いながら、長い間その地に住んでいた人々のことを思う時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

旅が好きです。

いつもと違う、空気、匂い、食べ物、風景

ワクワクします。

 

 

それではまた明日 ちゃおバイバイ

 

 

 

 

 

 

 

 

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