搭乗券が自動発券機から吐き出された。
久しく個人旅行なんかしてないから、航空券にまつわるシステムの変遷にいちいち戸惑い、感心する。
自分でペチペチとネット検索して、思い描くとおりのフライトデザインができてしまう今。
ほんとにこんな気軽にフライト決めて良いのかと無駄に心配になるし、次々と送られてくるeメールの意味がいちいち不明で混乱する。
便利になってるのだろうけど、全て自分の肩に責任がのってる重圧がだいぶと負担。
自由なだけに膨大な時間を注ぎ込んで「自分で決める」ことになる。
出発前、久しぶりに腸がよじれて不安で苦痛だったなぁ。
何しに行くねん?いやいや、個人旅行とは修行でもあること重重承知。…のはずではあるが、こうまでして旅をしなきゃいけないのかとまで思ったわ。何度も何度も何度も何度も。
決めてしまったからには必ず行く。必ず楽しい出来事にして完結させる。そのために今粛々と準備をひとつづつこなす。新しいことにも柔軟に意識を向けて理解していく。
自動発券機から吐き出されたボーディングパスは、フライトだけじゃないこれからも押し寄せてくる新しい決まりごとへの乗車券のようにも思えた。
それにしても、80時間ほどのうちにたくさんのスタンプが溜まったもんだ。
入っては出て、入っては出て。
ピンク色のスタンプはエクアドル。こんな色の初めて見た。色にこだわりのある国なんだろな。
街並みもカラフルだし。
そういえば、日本のパスポートのデザイン随分変わった。北斎。
クソ真面目な日本のキャラも変わっていくのね。
今回のフライトでも日本好きな外国人との話題にちょっと活躍した。
2日半のうちに何時間飛行機に乗ってたんだろう。
帰国してからまたら計算してみよう。
とにかくたくさん乗ってたな。
遅れるし、迂回して天候待ちするし、とにかくたくさん乗ったな。
4回離陸したよな。
そもそもペルーに行くはずだったのに、緊急事態だとかで観光できなくなった。
買ったチケットどうするのよ?ってことでエクアドルに高跳びすることにした。
到着した夜を空港で明かして早朝にエクアドルに高跳びするスマートなプランを立ててみた。
構内には、にしなり的な風景が。。
手持ち無沙汰過ぎるので、ペルー料理を食べてみて数時間ステイのリマ空港に痕跡を残してみた。
ソファで雑魚寝する人、カフェでテーブルにうつぶしてる人、色々いたから同じことしても良かったんだけど、
空港に隣接するスパに行ってシャワー浴びて3時間だけどステイした。
なかなかゆとりの選択ができるようになった自分をほめてつかわそうと思った。
一息ついたら、旅のミッション再開。
旅程の段取りを詰めていく。
18日間のプランを万端に旅立つなんて、そんなの無理。
ペルー無理、代替案を考えなくちゃとなったのは2月2日。出発の1週間前。
エクアドルに無事到着するところまで考えるのが精一杯。ほんとはボリビアのウユニ塩湖へ行くために…っとペルー迂回案を練ったけどタイムリミット。こんなに焦った気持ちで旅立ったなら間違いなく高山病になる。彼の地は標高4000メートル。日本に存在しない高さ。富士山です高山病になったわたしは相当の心得で挑まなければ。
一度決めたこと余程でない限り諦めないわたし、諦めた。一人で行くのではない。一緒に行く人を不安にしてまで意思を通すってできなくなったよな、この歳になると。ほめてつかわそう。
ペルーから越境する飛行機は、身一つ料金。
それって、手ぶら料金。手ぶらで国際線乗る人なんて居る??
1万円ほどの追加料金を支払って手荷物を持ち込む権利を獲得した。
そんな飛行機、どんなやねん?って乗り込んだら、天井でスモークたいてのお出迎え。
なんか、飛行機の当たり前もこれひとつってことではない時代が到来してる模様。
空港から一歩も外に出てないペルーの夜景。
まもなく雲の上での、日の出。
何回、空の上で夜明けを見たんだろ。
もうわからない。
2時間ほどのフライト。
7時半には降機できるはずなのに、8時半に到着した空港でまだ座ってろと言われる。
もう存分に飛行機は堪能しました。
なぜ降りれないの?と聞いたなら、目的地キト空港は悪天候で降りれないから、次の日目的地グアヤキルに今いるんだとのこと。
スペイン語の案内しかないからよく分からなかった。いや、分かってない人沢山いた。降りようとしてた人沢山いた。
苦情滲ませ質問ついでにコックピットの写真撮らせてもらった。ただでは起きない女。満足す。
余分に1フライトして、もう飛行機も満足。
パリに1夜滞在できたから忍耐できたなが〜いフライト。
昔ゞに飛行機大好きずっと乗ってたいと思った願い引き寄せた?














