Youは何しに日本へ?
これも私の好きな番組のひとつです。
ものすごい人数のインタビューをして、
テレビ的にいいものだけを放送しているのは重々承知ですが、
「日本に来るのが夢だった」とか、「日本がいい国だから」
みたいに言われると自己肯定感が高まります。
私は留学の仕事をした後、日本に帰って来てからですが、
留学をし、働いてもいたその英語の国の政府で働くことになりました。
留学をPRするような仕事だったのですが、
もう直接留学生をリクルートするような仕事からは離れました。
その仕事をしている時、たくさんの学校にもお邪魔することがありました。
特に高校などでは、よく先生たちにもお話したのですが、
日本では英語を勉強する教材やALTなどネイティブから学ぶ環境も
なんでも揃っていますが、英語を実際に使う場面が極端に少ないです。
私が子どもの頃から、”今こそ英語が使える日本人を育成しなければ!”みたいなことが言われてきましたが、
それが今尚、目標のレベルに達していないというか、
謙遜を通り越して、自虐的に”日本人は英語ができない”と言われることさえあります。
何十年経っても、学習環境が整っていても、
誰でもできるようにはなっていないこの状況の大きな原因は、
英語の勉強だけをして、英語を使っていないからだと思います。
話を元に戻して、学校の先生たちにお願したのは、
生徒たちに英語を使う機会を作ってあげて欲しいということでした。
手っ取り早くできる方法として、地元の観光地に行って、
そこに来ている外国人観光客に声をかける。
「Youは何しに日本へ?」と聞いて、
観光の方であれば、
「私は今、英語の勉強をしています。ここは私の地元なので、ここの紹介を英語でさせてください。私の英語の勉強のためでもあるので、お金は要りません。無料です。」
と言って、英語で案内をしてみてください。
きっと、嫌がる人はそんなにいないでしょう。
そうすると、質問も受けるでしょうし、自分の地元のことを改めて学ぶ機会にもなります。
そんな風に皆さんにお伝えをしてきました。
実際に実行してくれた先生や生徒さんがいるかどうかまでは分かりません。
でも、たくさんの外国人観光客が来てくれていますから、
日本全国どこでも割と始めやすいと思います。
まず自分の地元を知り、それを英訳し、
人に伝えることで、英語力だけでなく、
知識、英語力、そして英語でのプレゼンテーション能力まで上がります。
その上、人々からの質問を受けて答えられるようになれば、
コミュニケーション能力も上がります。
ずっと前に、番組を見ている時に、
空港で何人かの生徒を連れた先生が、
番組を真似して、空港でインタビューを生徒にさせてる、
というのを観た覚えがあります。
前例がなくても、そうやってチャレンジする先生もいるんだと感心しました。
でも、空港は到着したばかりで疲れている人も多いですし、
番組のように密着取材をする訳じゃないでしょうから、
Youは何しに日本へ?の質問に対する答えが返ってきたら、
それ以上に話を膨らませるのは難しいと思います。
ですから近場の観光地の方がいいように思います。
色んな力を向上させるのに、良い練習になると思います。