私は自分自身も留学生だったことがありますが、
仕事としてもたくさんの留学生にお会いしました。
これは私が留学の仕事をしている時の同僚が担当した学生さんのことです。
とある専門学校に申し込み、入学が認められた学生さんが、
同じコースで人数が多いから2クラスに別けられたということでした。
ひとつは地元の学生ばかりのクラス。
もうひとつは留学生ばかりのクラスに別けられたと。
その学生さんは、どーしてもネイティブの地元学生さんたちと一緒に勉強したい。
留学生のクラスではなく、そちらに移りたいというご希望。
学校に相談すると、「やめた方がいいよ。」
「留学生のクラスにした方が、授業が留学生にも理解が深められるように、丁寧に授業が進められるよ。」
なるほど、それはとても理に適っているし、親切ね。
と思ったので、そのように説明しても、
その学生さんは、それでもやっぱり地元学生ばかりのクラスに未練がある。
大変かもしれないけど、自分はそっちで頑張りたい。
そこまで言うなら、やってみなさいという学校の許可ももらい、
晴れて希望するクラスに行き、地元の学生と友達になるだ!と意気込んで、
そのクラスで頑張り始めました。
しかし、しばらくすると、その学生さんがまたやって来て、
「ネイティブばかりに授業について行けない。。。大変すぎる、辛すぎる。。。」
「彼らは入学以前からの友達だったり、そうでなくてもネイティブ同士で通じ合い、会話ではスラングなど分からないこともある。すぐに友達になれると思ったけど、すでに出来上がった輪に入っていけない。」
折角留学に来たら、地元の学生とも仲良くなりたいですよね。
ごもっともです。むしろそれくらい思ってもらいたい。
日本人だけで群れるのは良くない。
でも、物事には段階というか、step by stepで行く方が良いこともありまする。
結局また留学生ばかりのクラスに戻り、
そこで留学生向けのサポートも受けながら、
しっかりと勉強をされました。
これが、人数が半数で1クラスになり、地元と留学生が半々だったら、
また違ったのでしょうね。
それなら地元学生と友達にもなり、留学生の友達もでき、
留学向けのサポートも受けながら勉強できたでしょう。
チャレンジすることは尊いことです。
この方のチャレンジも素晴らしい。
でも無理だと判断して、元のクラスに戻ったという行動も素晴らしい。
進む勇気と戻る勇気、どちらも必要ですね。