以前のブログで、留学行く前の英語の勉強についてちょっと書きました。

最後に、その成果を感じて、変に自信をつけたけど、

実は全然できてなかったと痛感したと書きました。

 

 

そう、あれは留学に行く少し前のこと、

その直前の仕事で知り合った韓国人の方が、

その時はもう韓国に帰って住んでいるから、遊びに来ないか?と。

 

 

仕事はもう辞めてるし、留学への出発日は決まっていて、

それまでの間は別にやることもない。

旅行代理店で飛行機とホテル、その送迎だけがついたパッケージで初韓国へ!

 

 

留学に行ったのは私が27歳の時。

10代の頃から外国への憧れがあったのに、

海外に行こうと思って初めてちょっと行動を起こしたのは確か19歳。

だけどその時は行けず、実際の初海外は25歳の時に微笑みの国タイへ。

外国初体験はセンセーショナル。

何もかもが楽しかった。

昔のタイ観光局のCMで、「タイは若いうちに行け」って言ってましたが

その時は本当にそうだと思いました。なんとなく。

 

 

話を元に戻して、

韓国に2泊3日の旅行に行きました。

そこで右も左もわからない初韓国。

お腹が減ったので、ホテルの近くの屋台でキンパを調達。

友人が仕事を終える時間までひたすら待つのみ。

 

 

友人が迎えに来てくれて、そこから晩御飯に連れて行ってくれました。

初日の夜は、その人の会社の人達と夕食。

日本語も英語もできない人たちだったので、

友人を介して少しだけ会話。

 

 

そして次の日の夜は、別の人達と合流して夕食。

どういう関係の人だったか忘れましたが、友人の友人。

その人というのが、何やら英語をお話になるとのこと。

私も留学出発までの1年半、独学NHK英会話番組とは言え、

ここまでやってきた成果を試したいと思いました。

元々英語好きもあったので、思い切って英語を使って話してみました。

 

 

するとどうでしょう!

思いのほか通じるし、話がどんどん盛り上がっていくではありませんか!

すぐに調子に乗ってしまう性格の私は、

じゃんじゃん調子に乗って持てる英語のすべてを使ってお話しました。

 

 

お話の盛り上がりが最高潮に達した後、

その人が私に、「留学やめて俺の会社で働かないか?」

と、奇跡のジョブオファー。

 

 

いやいや、そりゃ話も盛り上がって楽しかったですよ。

でももう授業料も払っちゃってるし、

ビザも取ってあるし、航空券も買ってあるし、

今更留学辞めて韓国で就職なんてできません。

 

 

お酒の席ですから、もちろん社交辞令というか冗談だったかもしれません。

でもそれくらい盛り上がるって、

「留学行ってないのに、すでに結構できるようになってる?」

って勘違いをするには十分な体験でした。

 

 

そして韓国から帰国、予定通りに留学へ出発をしました。

 

 

到着して初日

まずは住む家に向かって、荷物を下ろして、

一度街に出てみようと思い、最寄り駅を探しに行きました。

 

 

私はホームステイや学校の寮には入らず、

日本人の人が所有しているけど使っていないという家を借りました。

空港からはタクシー運転手に住所を書いた紙を渡し、

誰もいない家に向かったのです。

そのタクシー運転手は、空港を出てから少し行ったところで突然車を止め、

どうでしょう?10分以上は自分の地図でその家を探しているふりをして

メーターがどんどん進むのを待っているとしか思えない所業。

今ならその地図の使い方を知っているので、

ページをめくることなくただ見ているふりをしていたというのが完全に分かります。

初めて降り立った国で、そんな目に遭っていると思わない私は笑顔で待つ。

今ならもうちょっと別の対応できたでしょうね。

 

 

とにかく、ホームステイでも何でもない状況では、

家から最寄り駅がどっちに行けばあるか分からない、

地図を見て、通りの名前を見ても、どっち向きに歩くのが正解か分からない。

でもどうにかして行ったり来たりしながらも駅にたどり着き、

電車に乗ろうとしたら無人駅。

 

 

そこにあった駅の自動券売機はパネルが引きはがされて、

生まれて初めてそれを見る私には、それが券売機だとすら分からない鉄の箱。

仕方なく、近くにあったお店に行って、電車の切符をどこで買えるか聞いてみた。

 

 

偶然にも、そのお店でも切符が買えたので、

そこで購入しましたが、それもお店の人のよさそうなおじさんが言っていることは

なかなか聞き取れず、何を言っているのか分からない。

しどろもどろで、どうにか切符は買えたけれど、

不安だらけの出発でした。

 

 

そして街について腹ごしらえのためにフードコートへ。

無難にサンドイッチを頼んで食べようと思ったら、

サブウェイ方式で、具を選ばないといけない。

日本のコンビニで慣れているから、タマゴサンドがあればいいのに。。。

 

 

とにかく、何を挟むのか選ぶ。

レタスとかトマトとか、英語で言えそうなものを選びますが、

勢いで選ぼうとしたものの英語名が出てこず、思わず指さしながら

「これとこれ」

って日本語で言っちゃいました。

 

 

どうにかサンドイッチは買えましたが、前途多難です。

今となっては分かっていることだけど、

電車は片道切符か往復切符か、学生なのか(学割がある)、

切符の種類も普通とオフピークがあり、オフピークの時間に戻るか、

そんなのシステムも知らないのに、英語で聞かれても皆目見当つかず。

 

 

サンドイッチに限らず、注文終わりに必ず聞かれるのが

Anything else?

その返事でいつもやらかす。

 

 

最初は聞き取れもしないし、

そういう時に何となく適当にYesとか言っちゃうし。

こちらはもう注文終わり、これだけ支払いして終わりにしたいのに、

他に何か?って聞かれて、自分で「はい」って答えてちゃいけません。

当然、あと何を注文しますか?って顔で待たれる。

こっちは支払い済ませたい。

店員さんに、「何がいるの?」って言われますよね。

 

 

まあ何から何まで全部つまずく。

これが韓国では仕事のオファーまでされるほど通じてたのに、

そこでつけてしまった自信が全て崩壊

 

 

その後、学校で英語の勉強を進めていって思いましたが、

ノンネイティブ同士、それもアジア人同士だとなんとなく通じやすい。

ヨーロピアンより理解し合う気がします。

ネイティブ相手との話を理解するには、更に高いハードルを越えないと。。。

 

 

例えば語学学校の先生は英語に慣れていないノンネイティブと

話をすることに慣れているから、分かり易く話してくれるし、

こっちの言ってることも察してくれます。

 

 

でも一般の人は、普通にしゃべるから、普通のスピードで話してくるし、

普通の英語じゃないとすぐには理解してもらえないことがある。

そこまでには随分と距離を感じてしまいました。

 

 

「こりゃあ行けるぞ~」って思った自分。

大きな勘違いでした。

自信は砕け散り、学校スタートまで不安に苛まれることになります。

 

 

もちろん学校も初日から大苦戦。

最初のオリエンテーションなんて、説明されたことは何一つ分からない。

レベルチェックテストでスピーキングのテストをしてくれた先生は、

やさしくこちらの言うことを聞いててくださるので、いいですが、

ほとんど何が起きているか分からないまま初日終了。

 

 

翌日から授業に入るのですが、

そのクラスに入ったのは私一人。

あとはすでにいた学生ばかりで、

先生も私に向かって名前を名乗るだけの自己紹介で、

そのまましれっと授業開始。

みんなが持っているテキストブックも何も渡されず、

それがどこかでもらっておくべきものかどうかも何も説明されない。

 

 

ひとまずは隣の席になった日本人の学生に見せてもらう。

休憩時間になって、先生にテキストブックもらってないと言って初めて、

「じゃあ取ってくるわ」みたいな感じですよ。

 

 

まあね、最初ってそんなもんですよ。

右も左も分からない、何がどういうものなのかも分からない。

質問して、YesかNoだけ教えてくれればいいのに、と思っても、

いろいろと説明されて、まあ自分の欲しい結果にたどり着けない。

 

 

あれだけ勉強してきたのに。。。

あんなに話盛り上がるくらい、通じたはずなのに。。。

直前にちょっとできる気がしたから、その分ショックを受けました。

私に関しては、思った以上に通じない、苦労いっぱいのスタートでした。