長文&不快(かも)表現ありです。

 

26日の土曜日。

朝起きたら頭痛がするし、体も痛い。

運転するのはやめて、電車で出かけた。

 

11時半頃病院に到着。

看護師さんに様子を聞くと、血圧も呼吸も落ち着いていて、

手すりにつかまる仕草や声掛けに頷いたりしたらしい。

母に声をかけると、私の方を見て頷いた。

前日より反応が良いが、やはり傾眠状態である。

 

看護師さんから提案があり、

「棒つきの飴ならあげてもいいですよ。刺激にもなるし。」

(普通の飴は喉に詰まる恐れあり。棒があれば舐めさせやすい。)

8月に入院して以降、飲まず食わず。

気管切開をしており嚥下機能も落ちているため、水分禁止。

経管で栄養を取っていたが、ずっと「何か食べたい」、「水が飲みたい」と言っていた。

急変前にも看護師さん方が色々考えてくれて、

「お茶を​スポンジ歯ブラシに浸み込ませて(誤嚥しないように軽く絞って)口腔内をぬぐったらどうだろう。」とか、「何か味のあるもので刺激になるのでは。」と提案してくれていた。

 

休憩がてら病院近くの店で棒つき飴を探すものの、コレ!というのが無い。

棒つき飴自体少ないのだが、チュ○○○○○スみたいなやつだと大きくて口に入らないし、母が食べられそうな味が無い(泣)

2件ほどまわって、小ぶりなフルーツ味の飴を2本ゲットした。

 

15時すぎから清拭と着替えをしてもらう。

小柄とは言え、むくみで重くなった母をケアするのはかなり大変だろう。 しかも皮膚が弱いのでさらに注意が必要だ。

声かけしながら、慎重に丁寧にケアしてくれる。

お尻に出来ていたタダレも良くなってきたとのこと。


ケアの後、飴を舐めさせてみることに。

ミ◯◯ーの形をしたブドウ味の飴。

口元に触れさせるが、舐めることが出来ない。

声かけしながら舌が出たところで当ててみる。

「舐めた!」

看護師さんと盛り上がる。

口の中に含んだりもしたが、4、5回くらいペロッとして終了。

少しだけど味わってもらえただろうか。

母は黒糖飴を好んで舐めていた。

だから棒つきのがあればよいのだが見たことがない。

自作するしかないか。


その後も反応が良かったり鈍かったりだったが、面会時間終了で帰宅した。