私は努力ができない人間だ。
だけれど人一倍夢は叶えたいと願っている人間だ。
でもいつもいつの間にか、親の敷いたレールを走り、だれかに意見を尊重する振りをして、自分というものを明確に持っている振りをして生きている。
本当は世間体を気にせずに、我が儘に、我が道を進めるような人になりたい。
そんな人が夢を叶えうる人達であると思う。
自分の甘さが嫌いだ。でも一番嫌なのはこんな風に自分を客観視しながらも
改善されない、本気でしようとしてない事だ。やはり甘さか。
そんな自分が嫌だから演劇にはまった。自分ではない誰かになれることが嬉しくて。
自分ではない誰かになれることがたとえ短時間でも心地好くて。
私が私でなかったら、ブロードウェイの交差点でカバン一つで第二の人生を始めたい。もう21年も過ぎてしまった。
やりたいことはわかってる。
演技がしたい。声の演技を。
歌いたい。届くような歌を。
だけれど、親のレールの上を走らなければ、ここまで育ててくれた親に対して云々かんぬんいって、誤魔化してる。
そんなの言い訳でしかない。
怖いんだ。この安定している場所から抜け出すことが。
お金がないことが考えられない。
家がないなんて耐えられない。
好きな漫画、ゲームを満足に買えないなんて嫌だ。
こういうところが弱いんだって。
私が自分を好きになれるとしたら、本当に夢を叶えたときだろうと思う。
じゃあやるべきことは一つじゃないか。
そうか。私の夢は具体的なものでなかったんだ。
自分を好きになること。
一生をかけた夢。
自分を好きになるまで絶対死ねない
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