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坂本龍馬(野球、ラグビー、映画、筋肉)ブログ

メインテーマは野球、ラグビーを中心としたスポーツと映画です。

サブテーマとして、トレーニング、筋肉、書籍。ドラマ。料理のことを記事として掲載しております。



現役の巨漢アメリカンフットボール選手として10年以上第一線で活躍し、今も現役のマイケル・オアーの実話に基づいた映画です。


〜作品情報〜

【ストーリー】


10代の黒人の少年マイケル・オアー(クイントン・アーロン)は、父親の顔を知らず、母親とも引き離され、里子に出された家では邪険に扱われ転々とする。家も寝るところなくホームレス同然の生活をしている時もあった。

ある真冬の夜、Tシャツと短パン姿で歩いていた彼に、白人女性リー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)が声をかける。
「体育館に何しに行くの?」
「体育館の床は結構暖かいんです。」
「乗りなさい~泊まる所ないんでしょ?」。
夫ショーン(ティム・マッグロウ)、娘コリンズ(リリー・コリンズ)、息子S・J(ジェイ・ヘッド)と暮らす豪華な邸宅にマイケルを招き入れる。

1Fソファーに枕と毛布を持ってきて「ここで寝なさい。私たちは2Fで寝るから何かあったら遠慮なく言いなさい。」と言って2Fへ。そしてリーアンは心配する。
「まずかったかしら?もし明日1Fの物が全部無くなってたら…」。
夫のショーンは
「問題ないさ。明日になったら分かるさ。」
と。翌朝ソファーの上にキチンと畳まれた毛布の上に枕が置いてある。立ち去ろうとして庭を歩いていたマイケルを、リー・アンは追い掛け引き留める。
「あなたさえ良ければ、ここに居てもいいのよ。」
と。
最初は一夜の宿を貸しただけだったが、リー・アンはマイケルの純真無垢な人柄と仲間や大切な人たちを守ろうとする優しさ(スラム街での「僕が守りますから」等)に惹かれ、一緒に暮らすようになる。
✔︎感謝祭を一緒に祝う。
✔︎高校からの緊急連絡先をテューイ家にする。
✔︎免許と車を与える。
✔︎クリスマスカードにマイケルと一緒の写真を載せる。
また、リー・アンは夫ショーンにも相談しマイケルの法的な後見人にもなる。テューイ家全員がマイケルと家族になれることに喜び、周囲の偏見のある目や声を意に介さない。
そして、初めての愛に溢れた家族との暮らしを喜び何事にも感謝しながら生きるマイケルの姿に、真の幸せとは何かを学ぶ。
マイケルは、リー・アンらと出会う前に知人とフットボールコーチの働きで何とか編入できた名門高校での成績はよくなかったが、リー・アンは、マイケルの大きくて敏捷な肉体と極めて高い保護本能に、才能を見出す。
家族の応援のもと、マイケルは高校のアメリカンフットボール部注目の選手となり、地区優勝。卒業前にはあらゆる有名大学からスカウトが来る。
成績も元々の記憶力の高さと家庭教師(キャシー・ベイツ)との猛勉強で急上昇し、奨学金で大学に進学できる資格を得る。多くの選択肢から、弟のS・Jはじめテューイ家の家族とも話し合い、リー・アンとショーンの出身大学でもあるミシシッピ大学を選ぶ。
しかしながら....調査人の言葉により母親同然に慕ってきたリー・アンが自分を引き取った理由に疑問を持ったマイケルは、家を出ていってしまう・・・彼らは本当の家族になれるのか?

【基礎情報】

原題:The Blind Side

監督:ジョン・リー・ハンコック(「オールドルーキー」「アラモ」)
製作:ギル・ネッター、アンドリュー・A・コソボ、ブロデリック・ジョンソン
製作総指揮:モリー・スミス、ティモシー・M・ボーン、アーウィン・ストフ
原作:マイケル・ルイス

キャスト:
サンドラ・ブロック(「あなたは私の婿になる」「シャッフル」「イルマーレ」「スピード1・2」)、ティム・マッグロウ(「告発の時」「プライド/栄光への絆」)、クィントン・アーロン、キャシー・ベイツ(「バレンタインデー」「地球が静止する日」)
配給:ワーナー・ブラザース映画
(2009年アメリカ 126分) 

〜所感〜

観終わった後味が良い、愛に溢れた明るいサクセスストーリーです。実話はサンドラが演じるリー・アンさんのキャラクターと行動力、マイケルの卑屈にならず好意を受け取れる素直さと努力、そして周囲の理解と支援があって成り立った話です。

運命的な出会いからプロフットボール選手が生まれる、というのは一つの奇跡です!そんな実話を暖かい話やユーモアのある出来事を交えながら、テューイ家の人たち役を中心として各キャストが実話の雰囲気が伝わるよう、よく演じていたと思います。

映画最後のナレーション、
「多くの救われないう者がいるという現実があり、自分の息子との出会いと幸運には感謝しなければいけない」
というリー・アンさんの言葉が語られています。

ストーリーに影の部分が少なく、良い話の邪魔をする悪者や何の問題も無く進むという作品の現実感の薄さはありますが、本当は影の部分があったとしても...実際に無いわけが無いと思います...そういった話は出さないで良いんだと思います。何より1人の若者が救われプロフットボーラーにまでなったというコアの話とは関係ありませんから。

意外な所ですが、リー・アンの実の息子であるS・J役の演じたジェイ・ヘッドの名演技は作品のスパイスになったかなと思いました。

リー・アン役サンドラの台詞
「(入部当初マイケルのプレーがうまくいかずイラつくコーチに)彼は花が好きな牛なのよ。」
は名言でした。

同じくサンドラの台詞
「惚れ込んだ服じゃないと、買っても着ないものよ。覚えておきなさい。着ている自分を想像するのよ。」
ストーリーには影響しない言葉ですが、インパクトがありました。

最後に「しあわせの隠れ場所(原題:ブラインドサイド)、何かを感じられる映画として、多くの方におすすめの映画です。
 
余談ですが、マイケル・オアーのポジション・レフトタックルは、QB(クォーターバック)の利き手の逆となる死角(=ブラインドサイド)でディフェンシブプレーヤーを阻止する役を担います。レフトタックルの役割と、
「幸せはブラインドサイドにこそある」
という言葉を掛け合わせて、原題で表現しているようですね。

実際のマイケル・オアー選手
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