今回紹介するのは、ルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を原作に、その後日談的のストーリーとして再構成、実写とモーションキャプチャによって映画化されたアリス・イン・ワンダーランドです。
以下は映画予告編動画です。
【作品概要】
児童小説家ルイス・キャロル(本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン)が1865年に発表した「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」のヒロインであるアリスの新たな冒険を、ティム・バートン監督がイマジネーションあふれる世界観で描くファンタジー。
アリスを演じるのはオーストラリア出身の新進女優ミア・ワシコウスカ。ストーリーの鍵を握る重要なキャラクターである帽子屋を、バートン監督と7度目のコンビとなるジョニー・デップ。そのほかにヘレナ・ボナム=カーターやアン・ハサウェイら豪華キャストの出演も話題になった。
以下は映画のプレビュー映像です。
【ストーリー】
19歳に成長したアリスは、13年前の幼い日(6歳の時)に地下世界を冒険したことを忘れていたが、ある日、洋服を着た白ウサギを目撃し、その後を追って再び地下世界へ。白ウサギと遭遇したことによって不思議の国へと迷い込んだアリス。そこは、美しくもグロテスクなファンタジーワールドで、独善的な赤の女王に支配されていて……。トゥィードルダムとトゥィードルディーや、赤の女王の妹で慈悲深い白い女王たちにも出会う。
【基本情報】
原題:Alice in Wonderland
2010年アメリカ(日本公開は4月17日)
心踊るストーリーにディズニーやテニエル、ラッカムのカワイイ絵ですね。アリスとティム・バートン、ジョニー・デップのコラボも良かったですね。
作品ポスターの雰囲気を見た感じでは、フランス貴族社会のイメージですが、これはイギリスの児童文学なので、イギリスの上流社会をイメージしているんでしょうか。原作「不思議の国のアリス」の要素はきちんと取り入れながら、独自の世界観・登場人物・ストーリー・解釈があり、後日談としての新しい物語なので、敢えてそこは曖昧にしているんでしょう。
19歳のアリスが不思議な世界での困難の中で身に付けた強さにより、実社会に精神的な強さをみにつけて戻ってきて人生を切り開いていくというまとめ方、また物語の終盤でアリスが鎧を纏いジャバウォッキー(ドラゴン)という怪物と戦うシーンは独自の解釈とストーリーで、原作とはかなりかけ離れている感じで、賛否があるようですが、これはこれで面白かったです。
原作にもあるトランプの兵隊やチェシャ猫、青い芋虫(アブソレム)の映像による再現、これは良かったです。特に、チェシャ猫の描かれ方は、3Dであることが最大限活かされていたと思います。実際、映画予告でのチェシャ猫に惹きつけられて本作品を見たという経緯もありましたし・・・。
主要な登場人物であるマッドハッターを演じるジョニー・デップのキャラがたっていましたが、全体的にはあまり目立たない印象でした。白の女王(ミラーナ)演じるアン・ハサウェイと赤の女王(イラスベス)演じるヘレナ・ボナム=カーターが強烈な個性を出しながら、画面を自由に飛び回るチェシャ猫、控え目に下がったアリス役のミア・ワシコウスカ、彼らを後から追いかける個性的な(というより変な)ジョニー・デップという感じです。
あと、白の女王のアン・ハサウェイ、目が笑っていない微笑みに隠されている苛烈な腹黒さ(アリスは彼女に上手く言いくるめられて戦うハメになりました)と残酷さ、上手く演じていましたが、子供たちは気付きましたでしょうかね。本当の悪は白の女王だということに・・・。個人的には、変に綺麗事ばかり言う人より、悪い人は好きです(-.-)
物語のキーワードにもなったセリフを以下にまとめます。
・この先は私が決めるわ・・・道は私が作るの(アリス)
⇒格好いいです!
・お前はどうかしてる。でもいい事を教えよう。偉大な人はみんなそうなんだ(アリスの父)
⇒最近頓に実感することがあります(-"-)
・なぜ、いつも君は小さすぎるか、大きすぎるんだ?(マッドハッター)
⇒何か切ないです(>_<)
・昔はおバカな子で、ここを“不思議な国”と呼んでいたっけ。(青い芋虫)
⇒実はワンダーランドではなくアンダーランドだったんですね。
・さらばだ、アリス。生まれ変わったらまた・・・会えるかもしれない。(青い芋虫)
⇒意味深ですね(・・?
・あれは夢じゃなかった。思い出なのね。(アリス)
⇒楽しみです。続編ありますよね(^.^)
・愛されるより、恐れられた方がいい。(赤の女王)
⇒気持ちは分かりますが・・・悲しいです(T_T)
・我が宿敵は、ヴォーバルの剣。(ジャバウォッキー)
⇒「ジャバウォツキー」を読まないとですね。。。
・おれには、さっぱりわからない。(マッドハッター)
⇒(?_?)・・・マッドハッターは変です。
・生き物は傷つけないと誓ってるの。(白の女王)
⇒彼女はダークサイドに行かないよう明るく振舞っているダース・ベイダーなんですね。
以下は映画ベストシーン集動画です。
この作品は基本エンタテインメント性が強い作品ですが、ストーリーの中でアリスが実社会に戻った後の強さ、亡き父を思い出し厳しい社会や冷たい世間の常識に立ち向かっていく姿が心に響いた事ら、映画からのメッセージには共感できました。。最後のシーンで全てが繋がりましたね。

















