― 「理想に向かってチャレンジすることは、リスクをとることだし、失敗することもあるだろう。彼らの使命は、君をできるだけ現実的なコンフォートゾーンに留め、失敗させないように守ることなんだ」

 

―「君の頭の左に『批判屋の君』がいて・・・右には『純粋な君』がいる・・・二人は仲が悪いんだ」

 

「喧嘩してるのか?」

 

ヒョウは驚いて目を丸くした。

 

― 「大体は、批判屋の君が一方的に言い負かしてしまう・・・そんなことがあるかい?」

 

 「ある・・・『ヒョウの柄が消せないように、お前に変われるわけがない』・・・そう聞こえることがある」

 

― 「その時、純粋な君はどうしたるんだい?」

 

 「だんだん小さくなって・・・黙りこくるんだ」

 

 ヒョウは悲しそうに空を見上げた。