人間ドックの二次検査結果が出てから、しばらくは塞ぎ込んで「乳がん」を
知ろうということができなくなりました
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まずは“闘うべき相手"を知らなくては
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巷には乳がんについて学ぶソースがあまりにも揃い過ぎていて、何が正しく
て何が正しくないのかが分かりません
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更に、個々の病期や状況も異なるのですから、混乱の極みで
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しかも、ほうっておくと自分の腫瘍殿が暴れ出すのじゃないかという
恐怖もあり、気持ちだけが焦りますっ
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限られた時間の中で、果たして自分は自分にとっての最適な治療のあり方
を掴み取ることができるのか???
不安だけが募ります。
そんなある日のこと・・・
インターネットで得た断片的な知識をもとに、とんちんかんな質問を繰り返す
私を見かねて、遂に主治医の先生からインターネット禁止令が発動
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言われてみれば御尤もな先生からのアドバイスは次の通りでした
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インターネットには良質な情報も沢山ある一方で、精査されていない情報
も少なくない。正しい情報とそうでない情報を見極める為の知識や、必要
な情報と不要な情報とを見極める為の構えのないうちは、専門家の監修
を経て出版された書籍を主たる情報源としよう。
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しっかりとした基礎を築かなければ家は建たない。キッチンをどうしようと
か、外壁塗料をどうしようとかっていう話の前に「基礎」を築くことが大切。
乳がん標準治療の全体像をおおまかに理解することから始めよう。
こんな形で遅ればせながら始めた乳がん書籍巡り。
でも、先生のおっしゃる通り、圧倒的に効率的な学習方法だったなと思う
のでオススメです
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何より、自分の治療の現在地を俯瞰的に捉えることができるので、病気
と闘う為の前向きな姿勢が引き出されます。
見えない敵を相手に手や足を使って必死に格闘しているのに、相手に
パンチがかすってるのか、そもそも相手がそこにいるのかさえ分からない
っていう状況からようやく一歩抜け出した感覚でしょうか。
最後に、「最初の1冊」としてオススメの3冊をご紹介します。
- 患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2012年版/金原出版
- ¥2,415
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- 「乳がん」かも、といわれたら-乳がんの最適治療2011~2012 (日経BPムック)/日経BP社
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- 名医が語る最新・最良の治療 乳がん―あなたに合ったベストな治療法が必ず見つかる!! (ベスト×.../法研
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乳がんの治療は5-10年もの。しっかり基礎をつくって立ち向かいます~