乳房再建の方法 | 36歳シングルOL。乳がんになりました。

36歳シングルOL。乳がんになりました。

恋愛や仕事の悩みは尽きないけれど、健康にだけは根拠のない自信を持っていた私。突然の乳がん告知に狼狽しまくり。でも、決めた。「あんな出来事があったからこそ素敵な人生になったな」と思えるように生きてこう。

【2018年8月】42歳!!! ひー!!!

失ったお胸を再び作ってしまおうという乳房再建術
 誰がいつ、こんな素晴らしいことを考えて、その方法を編み
出してくれたのでしょう?

乳がんになってしまったこと自体は、たやすく受け入れられる
ことではなかったけれど、今のこの時代に治療を受けられる
ことについては物凄く感謝しています

さて、この乳房再建術、実施のタイミングと方法でいくつかの
選択肢があります。

【実施のタイミング】
①一期再建(同時再建):がんの摘出手術と同時に行う再建
②二期再建:がんの摘出手術を終えて一定の時期をおいてから
        改めて行う再建

【実施の方法】
①自家組織による再建:
 ・腹直筋皮弁法(お腹の筋肉と脂肪を胸に移植する方法)
 ・広背筋皮弁法(背中の筋肉と脂肪を胸に移植する方法)
②人工乳房インプラント(シリコン)による再建

それぞれにメリットデメリットがありますが、主治医と相談した
結果、私は「一期再建(同時再建)→人工乳房インプラント
(シリコン)による再建」を選択することに決めました。

選択の経緯はあくまでも消去法なのですが、
 なるべく早いところ胸の膨らみを取り返したい
 →二期再建じゃなくて、一期再建(同時再建)

将来、子供を持ちたいと考える場合は腹直筋皮弁法は選択
 できない 
 →広背筋皮弁法 or  人工乳房インプラント(シリコン)

背中の肉に厚みがない(⇔お腹の肉はあったが
 →インプラントで行こう!

ってな流れです。

現時点でインプラントは保険適用外であり、平均75万円ほどの
費用が自己負担になること。また、インプラントにひと肌のぬくもりや
柔らかさを期待することは難しいこと、などなどデメリットはあります。

でもね、再建できるんだっていう喜びは何にも代えがたいものが
ありました