私の勤めてる会社では30歳から人間ドックが受けられます。
他の会社の人と話してて「明日は人間ドックなんです。」とか言うと、年齢的に40代を想像されたりするので、本当はちょっとこっぱずかしいと思ってた。
バリウムも苦手だし、婦人科検診も苦手。
バリウムの後に体重測定とかあって、朝よりも体重が増えて記録されるのも残念。
ノーブラで検査着を来て、病院中をスタスタ歩かなくちゃいけないのもイマイチ。
ということで、総合的にあんまり感謝できていなかった年一イベント。
でも、この人間ドック。
これがあったから、乳がんを見つけることができました。
人間ドックを受けたのは2012年2月2日。
2011年は1月に受診しているので、ほぼ1年ぶりのドックでした。
約2週間後、郵送の人間ドックの検査結果には次のような記載がありました。
「3か月後超音波による再検査が必要と思われます。」という所見つきです。
ほんとはね。この時にちゃんと焦って、言われた通り3か月後に再検査を受けるべきだったのかもしれません。
でも、この時、なんでだか焦る気持ちが全く湧いてきませんでした。
触診→異常なし
マンモグラフィー(乳房撮影)→異常なし
ってことに加えて、「3か月後に再検査」っていう響きから、「たぶん、何もないのだけれども、気になるのなら、一応再検査してみては?」というくらいの意味にしか捉えることができなかったから。自分にとって好都合な解釈を勝手にしてしまっていたから。
2日2日の三か月後、5月2日は瞬く間に過ぎてしまうのでした。
Life can be confusing, but good can come out of bad.