少しお話。
今、ありがたいことに。
僕の職業は、
『ミュージシャン』なのですが。
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振り返れば。
(これまでLIVEのMCやメディア等で公開してきたことをメインに連ねていきます。)
僕が、歌手を志すようになったのは、いつだったかなんて全く思い出せないけど、、、。
父親が音楽をやっていたから、子供の頃から何と無くピアノやトランペットをはじめさせてもらって、
そんなに練習もしてないのに
賞を取れたり沢山の人に何故だかこいつは天才だ、と言われ。
僕は何と無く、将来音楽に関わる仕事につくのかな、と思ってた。
負けず嫌いな性格は、
昔から顕在で、、、
僕以外の人が褒められたり、
誰かに音楽という『レース』で負けると、
ムカついてその『レース』に負けないようにだけ、必死に練習した。
頭が狂ったんじゃないか?と思うぐらい、練習した。
その分、勝っていると思えば、練習なんて全くしなかった。
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音楽に限らず。
小学校から中学校とか、
勉強もスポーツも、大抵必ず上位だったし、
書道や音楽や科学のコンテストがあっても選ばれてないとかあり得なかったし、
だけどたまに『レース』に負けると、必死になってまた、取り繕って。
だんだん、勝てばいい、ぐらいに、
取り繕う。最低限これをやっとけば。
ということが得意になって、
自然と自分という立場を保ち続けていた子供の頃だった。
いつも、
『マナト君は天才だ。』
と友達の保護者達も、
先生達も言った。
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中学三年生ぐらいから、
だんだん取り繕うだけでは、
本当に努力している人、に、勝てなくなってきた。
いままであった自信も、なくなって来た。
少しずつ学校から気持ちが逃げ始めた。
原宿でスカウトされて芸能事務所にはいってみて、
映画やドラマにでて、やっぱ自信でてきて、けど実力もなければ、相手されなくなって、
そんな甘い世界じゃなかった。
そして、
僕は、
逃げた。
学校にもいかなくなったし、
深夜徘徊してヤンキーみたいになって、
高校にはなんとかいいところに入れたけど、
3ヶ月で中退。
いま思えば、自分を取り繕えないことを悪として、
優等生な自分を完全否定してたのかな。
ひたすらぐれて遊びまくって、
ひたすら悪いことしまくって、
家族に、迷惑かけて。
あんまそのころの、記憶がない。
だけど、ただ、虚しかったのは覚えてる。
虚しさを埋めるように、
恋愛も覚えた。
けどあんまり記憶がない。
ひとつ覚えてるのは、
なんとなく、
優秀だった音楽をして自分を取り戻そうと、
バイト代で買ったギターを弾いたり、
ピアノに向かったり、
音楽、をすることに僕はひたすら救われたこと。
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これだけは間違いないのは、
ここまで、
誰も僕を、叱らなかった。
叱ってくれる人なんて、いなかった。
いや、今思えばいたんだろうな。
親も必死に叱ってくれてたよな。
けど、
叱られていることは、馬に念仏みたいなもんで、
『自分』にしか答えがないと、受け入れなかったんだろうな。
そんな感謝も、持てなかったんだろうな。
まぁ、確実に、
他人は、あくまで、僕を叱らなかったな。
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そんなこんなで、
学校からも逃げ、
グレることからも逃げ、
家族や、
友達関係や、
溺れまくった恋愛からも逃げ、
本当に、
全てを失った。
17歳ぐらいかな。
人間、やめた。
引きこもった。
あんなに誰にも負けない自信があったのに。
全てが完璧だった自分なのに。
引きこもった自分を、
誰も、
相手してくれなかった。
叱ってくれる人が、恋しかった。
死のうと思った。
というか完全に死んでた。
死んでるのとなにも変わらなかった。
息だけしてた。
そんな中で、
僕を相手してくれたのは、数冊の小説と、
テレビやラジオから流れる、
やっぱり、『音楽』だけだった。
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そして。
やっぱり、、
音楽をやろう。と、
立ち上がって、
とあるオーディションで、
プロデューサーの方にいってもらえた一言に救われて再起。
専門学校にはいってみたり、
色々挑戦してみた。
けど自分の根本は変わってなくて。
根拠のない自信がやっぱあったのかな。
オーディション受けまくっても、
いいとこまでいくけど、、
ダメで。
の繰り返し。
いま思えばそりゃそうだな。
しかるべき努力もせず、
宝くじ当てようとしてただけだったな。
結局音楽という、
希望すらどんどんなくなったよ。
僕には、、
ここまで音楽しかもうないのに、
なんでダメなのか、教えてくれるぐらい向き合ってくれた人は、いなかったんだ。
自分で探すしか、なかった。
僕は、
夢が歌手、って言ったことは一回もなくて、
これしかなかったから、
探すしかなかったから。
それも救いだったのかな。
夢だったら、やめてたかも。
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そんな中で、、
ゴスペルとの出会いや、
ボイストレーナーとしての道への出会い。
自分の才能と、色んなラッキーが重なった。
その中でも沢山辛いことや大変だったことはあったけれど、
これまでの失敗に比べたらなんとも思わなかったし、
なにより、
今までの経験で
『これしかない』
っていうことがわかってたから、
なにか失敗しても、文句言う前に次のことを繰り出せるようになってた。
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ボイストレーナーとしてもう9年目、
Switch Of Voiceとして、6年目。
ちゃんとコツコツしようと思えたのはやっぱSOVを、立ち上げてからかな。
この期間。
成功の数が1あったら、
失敗の数が9だった。
本来、投げ出していたでしょう。
けど、俺は、ラッキーだった。
投げ出した経験があった。
失うことが、怖くなかった。
そして、
失敗の中で、卑屈にならず、
次に進める気持ちの余裕が、あった。
いま、、、
多分あのころ思い描いていた場所に、近づいている、
実感がある。
6年+それまでの人生、
で、やっと、音楽を沢山の人に聞いてもらえるかもしれないチャンスを得てる。
がむしゃらにオーディションに希望をかけていたころより、
SOVとしてコツコツ作り上げた6年のほうが、
僕を僕のやりたかったことに近づけてくれている。
26歳。
今このときに気づかされ、感じさせられていることに、とても、意味を感じる。
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さっきも書いたけど、
僕には明確な夢は、、
ない。
けど、言うなれば、
ファンの人がいて、
弟子のみんながいて、
メンバーがいて、
その人たちに恥じぬよう
『進み続けること』が、
僕の夢、なのかもしれない。
これから先も失敗だらけかもしれない。
けれど、
『進み続けている』
姿を皆さんに見せられたら、
それでいいと思ってる。
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、、、、さぁ。
ここまで過去のこと話してきましたが、
そんな『鳥山真翔』という僕。
僕と言う仕事は、
◇いい音楽を作る。→ファンの人に楽しんでもらったり癒しの時間を持ってもらう!!
◇SOVを進ませる。→ファンの人にその姿を見てもらって、日常のエネルギーに変えてもらう!!
ことはもちろん!ですし、
一番は、やっぱり僕の核である、
『ボイストレー二ングの先生』
という立場をもって、
◇夢を追う皆さんを、叱る
ことだと思ってます。
僕にとって、音楽が昔からあろうとも、
才能があると言われようとも、
職業『ミュージシャン』になることは簡単ではなかったから。
そして、、、
叱ってくれる人が、いなかった分。
人生渡ればいつか気づくあろうことも、
しっかり今!
気づいてもらって、
ショートカットさせて、
皆が若く、
エネルギーに満ちている間に、
よりよい音楽を、生徒の皆さんが発信していくこと。
それが、、、
沢山の人の癒しになると、思うからです。
これも、、、
簡単なことではありません。
多くの大人が、
『若いうちに気付くのは無理だ』と
偏見のサジを投げるのです。
1%でも気付く可能性があれば、僕は、諦めない。
それだけ向き合って、
生徒に甘い、優しすぎる、とよく言われます。
厳しくすることが甘くすること?
いいじゃないですか。
無視するよりも、断然に。
これだけやってますから、
沢山の才能あるミュージシャンが諦めていった姿を見てきました。
僕の門を叩いたからには、
ここにいるからには、
諦めさせたくない。
みんな、才能や、可能性が、あるんですよ。
もちろん逃げ出す人もいるけれど、
僕は、信じてくれる限り、叱り続けます。
気がついたことは、、
無視せず。
叱った上で、僕は音楽を教えます。
そして、叱ったからには。
責任をもって、次の景色を見せていきます。
責任をもって、僕自身も、次に進んでいきます。
先生言ったくせにできてないやん?
なんて、死んでもいわせねーからな!!笑
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そう。
一番大切な僕の仕事。
それは、
このシャイな日本という国で、
この音楽業界で、
◇SOVという、
1つの証明を作る
ことです。
それは、、
『レース』ではありません。
僕たちの音楽を聞いた、
たった1人のファンの方の笑顔
が、
証明です。
そう、
なので、その仕事を全うするためには、
聞いてくれる人が必要なので、
皆様、
これからも、応援、宜しくお願いいたします。。
笑。
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生徒の皆へ。
叱られても、
嫌な思いさせられても、
信じれる人、
に人生で出会える機会って、
少ないと思う。
僕のことを、
そう思ってくれるなら、
絶対に!
自分の夢に、卑屈にならないで。
ひとつずつ、
僕の言葉を、クリアしてください。
ときに言葉は厳しいかもしれませんが、
一緒にいい音楽をファンの人に聞いてもらう為のプロセスを、
組み立てている、だけなんです。
色々考えると、、、
迷ってしまいがちですが、
最終的に、
目的は、
それだけ!!ですから。
悩む必要なんて、
本当はないんですよ。
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長くなりました。笑
いきなり語ってごめんね。
これから勝負かけるから、
皆を巻き込む力も大きくなるので、、、
決起!して。
これを書きました。
鳥山真翔に関わってくださる全ての皆様へ。
これからも、
宜しくお願いいたします

鳥山真翔
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2015年9月29日(火)
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