トリガーポイント

「筋の中に存在する非常に過敏で限局した点で、索状硬結のように触知可能な結節の上に存在している」

圧痛部を圧迫したときに、顔をしかめるようであれば「ジャンプサイン」と呼んでいる。

 

胸鎖乳突筋

この患者の姿勢は、両肩峰が挙上している。そのため相対的に胸鎖関節が下方に動く。

胸鎖乳突筋鎖骨頭には伸長性ストレスがかかる。そのため常にストレスにさらされている状態になる。

 

後頭下筋群

両肩峰が挙上し、頭頚部は圧縮状態になる。

上部僧帽筋や肩甲挙筋は緊張状態になり、それに伴い、後頭下筋群も収縮位になる。

 

活性化したトリガーポイントには、発痛物質が貯留したり、循環が低下し、低酸素状態になる。

症状は慢性的だが、最近仕事面が忙しくなり辛くなってきた。

肩こりが酷くなると、頭痛が出現する(こめかみ・目元)。

運動習慣があったころ(コロナ禍前)は、症状は比較的落ち着いていた。

以前から自覚していたこととして肩が上がること。

むくみも気になっている。

 

 

この時点で考えたこと

  • トリガーポイント

   後頭下筋群、胸鎖乳突筋

  • 筋緊張

   肩甲挙筋、上部僧帽筋

  • 胸郭のフィクせーションと脂質代謝異常

  • 慢性炎症

仮説

殿部の痛みは仙腸関節の機能障害の可能性を考える。

関連痛がないのは、仙腸関節の障害が長期間にわたって起こっていなかったためと思われる。

足背部の痛みは長趾伸筋のトリガーポイントの可能性を考える。

骨盤の変位に伴い、股関節、膝関節、足関節にも代償が生じる。

その代償により、長趾伸筋への負荷が増大し、トリガーポイントが発生したと思われる。