窓の外にまるでこどもの頃の夏休みの絵日記に描いたような入道雲が拡がっています。もう8月も終わりでセミの鳴き声もやや弱々しくなってきました。数日前に室内気温38度に驚いたのがウソのように一気に涼しくなりました。センチメンタルになる歳でもないのに、夏の終わりはなぜこんなにさみしいのでしょうか。プールにひとけがなくなり終わりを知らせる音楽がなり、プールサイドに忘れ物のビーチボールが落ちて風に吹かれていた時のような気分になります。小学生の時に6年間書き続けた夏休みの絵日記のうち、小学4年生の時だけ絵がなく字だけの日記帳です。絵を描くのをさぼろうとした私が「これしか売っていなかった」と母に嘘をついたからです。子どもらしいすぐバレそうな嘘ですが、母は何も言いませんでした。6年生の夏休みが終わって、6冊の絵日記に布カバーをつけて夏休みの作品として提出しました。母に教えられて布カバーには海と山と船を刺しゅうしました。6冊そろったときに、1冊だけ小さい字だけの日記帳はとても目立ちました。