精神的なストレスや仕事への満足度の低下といった
心理的要因や社会的要因が、腰痛の原因であることが
最近の研究で明らかになっているらしいです。
腰痛って今までは、中腰や前かがみの姿勢など、
腰に負担をかけることが原因で腰痛を
発症させるものだと思っていました。
しかし最近ではこのほかに
心理的・社会的要因も増えてきているようです。
■腰痛とストレスについて
ストレスを受けると全身の血流が悪くなります。
ストレスを受けることで、腰のまわりの筋肉も
新鮮な血液を得ることができずに、
腰まわりの筋肉が低下していきます。
そして、骨盤の位置がずれ、
骨盤がずれると背骨もずれます。
しだいに、骨盤や背骨を守っている筋肉の位置もずれてきます。
そうすると、それにともない内臓の位置もずれます。
筋肉や骨が、内臓の重さを支えていると自覚してください。
要するにですよ、
ストレスによって体内のすべてのものがずれていくようなんです。
すると、自律神経のバランスが乱れます。
女性であれば骨盤がずれることで、
女性ホルモンの分泌のバランスが悪くなって、
腰痛や冷え症、生理不順になります。
血流と骨盤の位置を正しいものにして腰痛を防ごうと思えば、
ストレスを溜めこまない生活をする必要があるようですね。