日朝協議再開は越年か 6カ国も見通し立たず | trycomp2のブログ

日朝協議再開は越年か 6カ国も見通し立たず

 今月中旬で調整していた日朝政府間協議再開は、北朝鮮関連口座のあるマカオの銀行に対し、米国が経済制裁を科したことに北朝鮮が反発を強めている影響で、年越しの可能性が強まってきた。

 政府はなお年内開催の可能性を探る方針だが、北朝鮮が核問題をめぐる6カ国協議に出席拒否の姿勢を示したことを受け、韓国が提唱した6カ国協議小規模会合も見送りの方向となり、北朝鮮をめぐる協議全体が暗礁に乗り上げかねない状況となった。

 日朝交渉関係者によると、斎木昭隆外務省アジア大洋州局審議官らは先週半ば、中国瀋陽で北朝鮮実務者と極秘接触し、日本が先に提案した拉致、核両問題の各協議と国交正常化交渉を並行して進める交渉方式への北朝鮮側の対応方針を探ったとされるが、明確な回答はなかったとみられる。

 こうした状況を受け、麻生太郎外相は13日の記者会見で「日朝協議の年内再開は難しい」と指摘。6カ国協議についても「マカオの話を絡め、再開を延期もしくは阻止しようとするのは、手段としてはいかがなものか」と北朝鮮の対応に不快感を表明した。

 一方、北朝鮮は、日本の人権担当大使新設や、北朝鮮の人権状況を非難する国連決議の採択など、人権を切り口にした国際的圧力の高まりにも警戒を強めているとみられる。このため政府は、北朝鮮の今後の出方を慎重に見極めつつ対話維持に努める方針だ。(共同)
Sankei Web 政治 日朝協議再開は越年か 6カ国も見通し立たず(12/13 20:27)