行く所のないBDAの北朝鮮資金、ロシアが解決か | trycomp2のブログ

行く所のないBDAの北朝鮮資金、ロシアが解決か

マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」にある北朝鮮資金が送金される「第三国の銀行」はどこになるだろうか。BDAで凍結中の北朝鮮資金は、朝・米間の合意に基づき、中国銀行(BOC)の北朝鮮口座に振り込まれる予定だった。しかし、中国銀行が受け入れを拒否し、6カ国協議は結局休会した。

北朝鮮を除いた参加国が提案した案は、協議再開までの1~2週間の間、北朝鮮資金を、BOCを経由し第三国の銀行に送って、北朝鮮に返還するとのことだった。米財務省はBOC側に不利益がないよう保証し、第三国銀行との交渉は北朝鮮が担当する、としていた。問題は、北朝鮮が果たしてどの国の銀行を選び、凍結送金の返還問題を解決するかだ。

予想できるシナリオは3つだ。ひとまず、北朝鮮と緊密な政治的関係にあるロシアの銀行を通じて資金を返還する案が考えられる。6カ国協議でロシア首席代表を務めるロシュコフ外務次官がすでにロシア・モンゴル・ベトナムの銀行を取りあげていて、北朝鮮としても実現の可能性が大きいカードだ。

リービー米財務次官が昨年7月、韓国・日本・ベトナム・シンガポールを歴訪、BDA事件に関連した協力を要請したため、ベトナムは現実的に北朝鮮資金を受け入れがたい状況だ。モンゴルも身動きが取れなくなっている。北朝鮮は最近、ロシア側に協力を要請した模様だ。外交消息筋は「ロシアが市場経済を目ざしているものの金融取引は依然透明でない」とし「ロシアが大局的見地から動けば、意外とBDA問題が解決へ向うだろう」と期待感を示した。

ただし、北朝鮮の要請にロシア財務省が難色を示したものとされ、最後の山場を残している。もう一つの案は、開城(ケソン)工業団地に進出した韓国の銀行を利用する案や、米財務省が第三国の銀行に対し特別事例として認める書面保証を行なう案がある。政府関係者によると、韓国の銀行を経由した送金は▽その銀行に北朝鮮の口座がなく▽為替取引契約が締結されておらず不可能だ、とのこと。

米財務省が第三国の銀行まで保証する問題も、北核問題の解決が順調に進まない場合に戻ってくる政治的負担が大きいことから、現実性がないもの、と分析されている。これによって、ロシアの取り組み方に北朝鮮と残りの参加諸国が注目している。

鄭𨉷桓(チョン・ヨンファン)記者


2007.03.27 14:05:06

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