北朝鮮がIAEAに書簡、米国務省「協議合意進展の動き」
【ワシントン=丸谷浩史】米国務省のマコーマック報道官は20日の記者会見で、北朝鮮が国際原子力機関(IAEA)に書簡を送ったことについて「北朝鮮がプロセスを前進させるため、段階を踏んでいることの表れだ」と、6カ国協議の進展に向けた動きだと積極的に評価した。そのうえで「朝鮮半島非核化の問題に立ち戻ることを期待する」と、核問題の議論を進めたい考えを示した。
北朝鮮はマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」の資金凍結解除を確認すれば、IAEAの査察官を受け入れると書簡で表明した。マコーマック報道官は「ボールはゴールまであと少しのところまで来ており、ゴールラインを越えるのは北朝鮮と銀行の動きにかかっている」と、金融問題の早期解決への期待を表明した。
同時に「北朝鮮は声明の中で、2月の合意文書を守ると述べている。我々は実施期限については柔軟性を示している」と指摘。14日の合意期限から約1週間がたっても北朝鮮が寧辺(ニョンビョン)の核施設停止・封印などの「初期段階の措置」の実行に着手しないことに、一定の理解を示した。(11:00)
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