西村真悟議員を逮捕 非弁護士に名義貸し容疑 | trycomp2のブログ

西村真悟議員を逮捕 非弁護士に名義貸し容疑

民主党の西村真悟衆院議員(57)=比例近畿ブロック=の弁護士事務所を舞台にした弁護士法違反事件で、大阪地検特捜部と大阪府警は28日、西村議員が鈴木浩治容疑者(52)=同法違反容疑で逮捕=に自分の弁護士名義を使わせて43件の示談交渉を不正に受任させていた疑いが強まったとして、西村容疑者を弁護士法違反(非弁護士との提携禁止)容疑で逮捕し、政策秘書ら2人も共犯容疑で逮捕した。特捜部と府警は事件の全容解明に向け、西村議員が受領していたとされる「名義貸し料」の総額や使途などの特定を急ぐ。

 2人は、政策秘書の佐々木俊夫容疑者(47)=東京都港区=と、同議員事務所事務員の寺沢秀美容疑者(44)。

 調べに対し、西村議員は大筋で容疑を認めているという。特捜部と府警警備部は同日午前、大阪府堺市にある弁護士事務所や自宅などの家宅捜索に着手した。

 調べでは、西村議員らは98年5月~04年5月、弁護士資格を持っていない鈴木容疑者が交通事故の示談交渉計43件を不正に受任した際、損害保険会社から保険金が振り込まれる口座名や示談関係書類などに、西村議員の弁護士名義を使わせた疑い。

 西村議員は鈴木容疑者に給与を支払っていないなど雇用関係はなかったが、同容疑者は「西村真悟法律事務所事務局長」と名乗り、この期間に計約190件の示談交渉を不正に受任していたという。

 特捜部のこれまでの調べによると、鈴木容疑者による無資格の弁護士活動(非弁活動)によって得られた保険金は、いったん大阪市中央区の銀行に開設された「預かり金口座弁護士西村真悟」名義の口座に入金。その後、鈴木容疑者らが引き出し、報酬分の1割を受け取って西村議員と折半していたという。

 西村議員が示談交渉の依頼人に会うことはほとんどなく、法律事務は鈴木容疑者に一任していたとされる。

 西村議員は「不祥事は私の管理のずさんさから起きた。その責任から逃れようとは思っていない」としたが、鈴木容疑者の非弁活動については一貫して「知らなかった」と否定。25日には大阪弁護士会に退会届を提出しようとして受理されなかったが、「議員としての責務を果たすことに専念したい」として議員辞職する考えがないことを強調していた。

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